中庭

学校日記 school diary

気付くと愛鳥週間は終わっていた no.282

公開日
2022/05/19
更新日
2022/05/20

校長室より

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毎年5月10日〜16日は愛鳥週間です
野鳥保護の大切さを広く全国に発信するために設けられたものです
日本では、アメリカ人鳥類学者のオリバー・オースチンの提唱により、1947年4月10日に、「バード・デー」が定められました
日本は南北に長い国であり、4月10日であれば、北の地方の一部にはまだ積雪があることから、のちに5月10日へずらされます
そして、1950年には、5月10日〜16日までの7日間が「愛鳥週間」と定められました

今日は19日
既に愛鳥週間は終わっています
しかし、野鳥保護が大切なのは変わりありません
「公共交通機関の車内にある優先席や専用席は不要であり、すべてが優先席であり専用席だ」と言った生徒がいました
特別な席を設けなくても、よい世の中がよいと、彼は訴えました
野鳥保護についても、いつも愛鳥精神をもつことは大切ですが、キャンペーン期間を設けてメリハリをつけることも効果的でしょう

本校では、現在、何種類かの野鳥が巣を作って子育て真っ最中です

朝、ある場所で○○さんがじっとその様子を観察していました
最近わたしが定点観測している場所です
ここでは、親鳥がヒナにエサをやる様子が見られます
ヒナは親鳥が来るまで、静かに待っていて、そこにいることは分かりません
親鳥がくると、ピーチクパーチクとエサをねだります
親鳥は周りを警戒しつつ、エサを運びます
親鳥がいない時にピーチクパーチク鳴いていると、外敵にその存在を知らせ、襲われる恐れがあります
誰が教えたわけでもないでしょうが、DNAに刻まれているのでしょう

自然界ではDNAに刻まれたプログラムによって種が保存されます
人が学校や様々な場面で学ぶことは、DNAに刻まれた以上のものを身に付けることかなと思います

今日もせっせと子育てに励む親鳥と同様に、本気で根気よく学習に取り組む出中生がいます

教科の学習だけでなく、朝の活動では、タブレット端末を使って今日の生徒総会資料を読み込んでいる出中生の姿が各教室で見られました

やらされる学習と主体的に取り組む学習とでは、身に付くものの質・量は全く違うと、経験上感じます
主体的に取り組むことのできる環境づくり、仕掛けづくりは指導者としての永遠の課題です