計算通り・・・? no.253
- 公開日
- 2022/04/05
- 更新日
- 2022/04/19
校長室より
ドキドキしながら先週見続けていた週間天気予報が大きく変わり、今週は穏やかな天候が続く予報になりました
心配していた4月6日の新任式・始業式や4月7日の入学式を、青空の下で挙行できることはありがたいことだと思っています
天気は自然現象でありながら、スーパーコンピュータを用いた膨大な量の計算によるシミュレーションにより、予報の精度は各段に上がっています
天体観測等における軌道計算もそうです
何月何日の何時何分の、空のどこにその星があるのか、容易に知ることができます
地球を周回しているISS(国際宇宙ステーション)を見られることもその1つです
先日、北陸地方での観測に適している条件になることを知り、その時間帯に空を見上げました
カシオペア座、北斗七星をかすめながら空を横切るISSの光を見ることができました
流星と同様、音もなく、スーッと空を横切るその光を見ると、いろいろな思いがこみ上げます
現在、日本人はそこに搭乗していませんが、あの光の中に人間がいるのです(※現在は7名かな・・・https://humans-in-space.jaxa.jp/iss/crew/)
計算通りの時刻に、忽然と空の真ん中あたりでその光は消えました
いよいよ明日からは計算通りとはならない、令和4年度の教育活動を開始します
生徒たちの力はおとなの想定を超えることが多く、それは我々学校関係者にとってもうれしいことです
今日も、新3年生が明日からの学校生活の準備に登校して、活動してくれました
指示を聞いて行動するだけでなく、よりよくなるよう自分なりに工夫して活動する姿が校舎内の至る所で見られました
また、全体準備の終了後も、校歌の披露をする有志の合唱メンバーや、応援を披露するメンバー、会場幕の微調整に協力する生徒などが残って追加の準備を進めました
その姿を見ながら、頼もしく思うと同時に、計算通りにならないから人生は楽しいのだよなと、思うのでした
誠に頼もしい新3年生です