第245号 授業の最終日
- 公開日
- 2022/03/24
- 更新日
- 2022/03/27
校長室より
修了式の後、各学年が時間をずらして、体育館で学年集会を行いました(上の写真)
学年議会が今年度を総括したり、来年度に向けて意識を高揚させたりする場面、教師が想いを伝える場面、最終日であることを実感する時間です
生徒から生徒へ、教師から生徒へ、生徒から教師へ、それぞれの想いがあふれているように感じました
この1年間で自分はどれだけ成長したのでしょう
それは、出中生だけではなく、教職員も、保護者も、その他の本校に関わるすべての人も意識できたればと思います
成長するのは子供だけではありません
子供がいるから我々教職員がいます
子供がいるから、保護者になります
改めて自身に問います
この1年間で、自分は何が、どれだけ、成長したのでしょう?
わたし自身で考えると、この1年間でできなくなってきたことがあります
それを歳のせいにするのは簡単ですが、その代わりに成長できたこともあるはずで、ほんの些細なことでもよいからとその成長を探しました
これは自分自身の問題と捉えますから、何がどれだけ成長したのかをここで明らかにすることはしませんが、確かにいくつかを見付けることができました
人によってはそれは成長ではなく、あきらめとか、妥協とか、別の言葉で表現するのかもしれませんが、それをどうとるかは自分が決めればよいと思います
本校の校訓のひとつは「天資養活」
これはみんなにはそれぞれに天に与えられた素敵なところがあるということを意味します
そして、それを大きく育てるのは、最後は誰でもない、自分自身です(※多くの人の支援を受けていることを忘れてはいけません)
新型コロナウイルス感染症の蔓延、地震などの自然災害の発生、予想外の世界情勢の変化等、人生何が起こるか分かりません
「どのように生きる?!」
今日この日を「決意の日」として、自分の生きる姿勢を見直してほしい
これは修了式の中で、わたしが生徒たちに伝えたことです(写真下)
明日からは年度末休業です
新年度に向けて、それぞれに本気・根気・元気に過ごしてほしいです
出中生に負けないように、わたしも今年度を総括し、新年度の準備を整えます