中庭

学校日記 school diary

第186号 光陰矢のごとし

公開日
2021/12/21
更新日
2021/12/21

校長室より

2学期に全校が登校するのは今日を入れてあと4日です
明日、明後日は保護者会、明明後日は終業式
何だか、あっという間です

少年老いやすく学成りがたし
一寸の光陰軽んずべからず
この当たり前のことが、より現実味を帯びて感じられるのは歳をとった証拠でしょうか

今朝も、出中生が登校します
いつものように「おはようございます」と○○教諭が玄関で生徒に声をかけています
※タイミングが悪く、教諭の姿が生徒の姿で隠れてしまいました・・・
校舎の上には、沈もうとする月が、そんな出町中学校の朝の様子を見守ってくれているようです

授業が始まり校内を回っていると、理科準備室にバラバラの骨を発見!
理科の学習で、生徒が「からだのつくり」の観察していたトリの手羽先です
理科担当がバラバラになった骨をつなぎ合わせて、骨格の様子が分かる教材を作成している途中のようです
出中生だけでなく、教師も共に、一瞬、一瞬を大切にしながら、本気・根気・元気な学校を目指してくれているように感じ、うれしくなりました

よりよい授業を目指し、生徒の前に立つ本校の教師たちに対し、授業のないわたしが生徒の前に立って話す機会は限られています
その限られた機会のひとつが3日後の終業式です
2学期も様々な活動に取り組み、それぞれに成長している出中生に、本気でメッセージを伝えるつもりです


今日も時間の流れを感じつつ、その瞬間瞬間を意識する
カルロ・ロヴェッリ著「時間は存在しない」を読んでいるため、何かしらその影響を受けているようです
何とも影響を受けやすいわたしです
まだ最後まで読み切っていないのですが・・・

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