中庭

学校日記 school diary

第174号 懐かしい来訪者

公開日
2021/12/07
更新日
2021/12/07

校長室より

給食後のお昼の時間に、本校にとって懐かしい来訪者がありました

本校を卒業した高校生です
進学先の実習で栽培した野菜を販売するために来校してくれました

「生産者からの直接販売ですから大変お買い得ですよ」

流通のことも説明に加えて、きれいに育てた野菜を上手に紹介していました

説明通り、消費税込みの大変魅力的な価格でした
単純に安く買えたことだけではなく、出中の卒業生が育てた、そして持ってきてくれた、ということがうれしさを増幅させます


卒業生が進学先や、就職先で活躍する姿を見たり、聞いたりすることは、教師にとってうれしいことです
教え子が教師になって、同じ職場で働くこともあります
教え子が外部講師として、学校へ来てくれることもあります
教え子の子供が入学してくることもあります

しかし、みんながみんな、思い通りの人生になることはなく、悩んだり苦しんだりしている状況を聞くこともあります
時には、相談にのることもあります

それらもすべてひっくるめて、毎年、多くの未来の輝く存在に出会える教師になって、わたしはよかったと思っています

そのことを今日の来訪者が再確認させてくれました
今日のみなさんが中学時代に、わたしは直接出会ったわけではないですが、出中の卒業生ということで、親近感をおぼえるから不思議です

ありがとうございました
さっそく今日、家で食べてみます

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