第143号 ものをみる
- 公開日
- 2021/10/20
- 更新日
- 2021/10/20
校長室より
世の中には分からないことがたくさんあります
こんなとき、「真実」というものを写すカメラがあればと思うことがあります
しかしそのようなものはなく、事実を確認し、真実らしきものを類推したり、想像したりすることとなります
特にその対象が人の心であればなおさらです
生徒もおとなも関係なく、人間として悩みは尽きません
この人はどのような思いでいるのか?
自分自身の思いが、自分自身でも分からないことがありますから、難しいことです
今の様子を観ることのできるカメラはあります
ライブカメラはその一つで、昨日と今朝で、その様子が一変したことがよく分かります
ただし、カメラの映像がすべて正しいとの思い込みは間違った判断のもととなるので、留意する意識は大切です
立山周辺のライブカメラ映像を観て、そうだろうなと信じるのは、今朝の気温の低さであり、今までのこのライブカメラ映像の実績です(※室堂で自分が写っているこの映像を、現場でまさしくライブでスマホを使って観た経験もあります)
真実を写すカメラはなくても、経験を積むことで人は真実らしきものを感じられるようになるのでしょうか・・・