第137号 ハーモニー
- 公開日
- 2021/10/12
- 更新日
- 2021/10/12
校長室より
今朝、10月25日に開催される和鐘文化祭「合唱コンクール」に関する掲示物が職員室横の第一階段に登場しました
取り付けてくれた文化委員会のみなさんありがとう
掲示物には、学年毎、各学級の曲名、指揮者、伴奏者が記載されています
今後、各学級の練習はますます熱が帯びてくることでしょう
自分が中学生の頃も合唱コンクールがありました
1年生のときに、3年生の合唱のすごさに驚いたことを覚えています
当時の合唱コンクールは、2曲披露しました
1曲は課題曲で、もう1曲は自由曲です
今にして思えば、音楽の先生は大変だったと思うのですが、自由曲は各学級オリジナルでした
つまり、作詞作曲を生徒が行っていました
学級会で話し合い歌詞を決めたり、係になった生徒が曲をつけたりしたのです
2部合唱になるように、結構苦労していた記憶があります
わたしの母校は学年7学級ありましたから、3学年で21学級
すべての学級の編曲やチェックをされていた先生の苦労を、今、しみじみと想像します
自分が高校生の頃も合唱コンクールがありました
「どうせ、うちの学級はあかん」と、あまりよくない雰囲気になった年もありました
教師になってからも、合唱コンクールは毎年ありました
学級内でぶつかり合ったり、リーダーが悩んだりする場面を見てきました
そんな中で感じるのは、やはり人は「よりよくありたい」と思うようだということです
運動会、体育大会の団活動もそうですが、終盤には一人一人が「何とかしよう」と目の色が変わったり、表情が変わったりしていました
合唱は一人一人の声が響き合い、より美しいものになります
決して一部の人の力だけでは成立しません
周りの音をよく聴き、そこに自分の音を溶け込ませます
ぶつかり合うのではなく、高め合うイメージでしょうか
これは、何も音楽に限ったことではないですね
合唱曲を歌いあげる練習の過程で、生徒たちは多くのことを、全身で感じます
さて、今年の合唱コンクールでは、どのようなドラマがあるでしょうか
楽しみです
あっ、その前に中間考査がありますね
がんばろう出中生