中庭

学校日記 school diary

第131号 思いは招く

公開日
2021/10/04
更新日
2021/10/05

校長室より

株式会社植松電機 代表取締役 植松 努 氏
この名前にぴんとくる人がおられたら、ぜひ、一緒にお話ししたいです

先週1週間、クロスランドTV(小矢部市のケーブルテレビ)で、アーカイブスとして平成29年2月に放送された植松氏の講演会が何度も放映されていました
今までも興味があって植松氏の本は何冊か読んでいたわたしは、たまたまこの番組が放映されていることを知ってから、この番組を毎日のように観ていました
毎日観続けたのには理由があります
植松氏の話が好きなこともそうですが、大きな理由は、我が家には番組を録画する機械がないからです
昔はVHSビデオレコーダーがありましたが、それが壊れてからは、ただひたすら脳に焼き付けるしかないのです
DVD、ブルーレイのプレーヤーはあるのですが、レコーダーはないのです
というわけで、毎日視聴し、文字に起こし、わたしのライブラリーのひとつにしました

この講演の中で「思いは招く」という言葉が紹介されます
植松氏のお母様が、植松氏が幼少の頃から投げかけていた言葉です
植松氏を救った言葉と言い換えてもよいでしょう

今週はわたしの脳の中を、植松氏の言葉がぐるぐる回っていたからかもしれませんが、県中学駅伝大会での生徒の激走(現地応援は不可でしたが、ケーブルテレビのライブ配信で視聴できました)、砺波地区中学校新人大会(バドミントン競技)での生徒のシャトルを追う姿を観ていたら、「思いは招く」という言葉が具体的に実感させられました
植松氏の伝えたかった意味とは違うのでしょうが、勝負の世界でも「思いは招く」と感じたからです

「どうせ無理」ではなく、「思いは招く」
不安の向こうに楽しさがある
不安を避けていては、せっかくの能力が台無しになる
これは、本校の校訓「天資養活」の逆です

不安を乗り越えれば、自分の力になり、自信になる

駅伝大会に出場した選手も、地区新人大会に出場した選手も、あるいは選手として出場はかなわなかったけれど参加した人も、体験したことはすべて未来につながっています
結果に一喜一憂するだけでなく、その結果を自分自身の未来に活かしてほしいと、強く思います

きっと、本気・根気・元気の選手・がんばる人たちを本気で応援していた人にも、自分の未来に活かせるものがあると思います
少なくともわたしは、本気・根気・元気のみんなに、大きな力をもらった2日間でした

ありがとう

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