第129号 ホンモノの力
- 公開日
- 2021/10/01
- 更新日
- 2021/10/01
校長室より
「おお!!」
「写真かと思ったら、絵かぁ!すごいなぁ・・・」
「あ、観たことある!!」
「なんかすごい!」
などなど・・・
校長室前で生徒たちのストレートな言葉が聞かれます
今週から校長室前に1枚の絵画が展示されています
氷見長徳(ひみたけのり)氏の作品、「散居村」です
氷見氏は永らく「散居村」と題した大作を、描き続けてこられた日展作家です
題材はとなみ散居村を代表する、入道家のアズマダチとカイニョの田植え直後の景色
これは、砺波カイニョ倶楽部のみなさんのご厚意によるものです
倶楽部のみなさんは、ふるさと砺波のよさ、素晴らしさを子供たちにも伝えようと活動をされています
そのひとつとして、市内の学校で日展画家 氷見長徳(ひみたけのり)さんの絵画「散居村」を巡回展示されており、今週から本校での展示が始まりました
砺波カイニョ倶楽部の方々から、「ぜひ、出中生にも観てほしい」と連絡をいただき、設置してくださいました
設置後に校長室でお話ししているとき、冒頭の生徒たちの声が校長室の中まで聞こえたので、倶楽部のみなさんも喜んでおられました
その後の休み時間などに、生徒たちは作品の前に立ち止まり、興味津々で観ています
やはりホンモノには理屈を超えて人を引きつける何かがあります
絵画でも音楽でも、ホンモノに触れるということはとても大切だと思います
特に、感性豊かな頃にホンモノに触れることは、未来の栄養になるでしょう
この作品は1ヶ月ほどの間、校長室前の廊下に展示します
じっくり観ていた○○さんに声をかけました
「近くで観ても、離れて観てもすごいです」
「離れて観た方が好きです」
○○さんもわたし同様、心動かされた一人です