第87号 失敗・・・
- 公開日
- 2021/07/21
- 更新日
- 2021/07/21
校長室より
本日は、1学期の中で出中生が一斉に登校する最後の日です。
これから夏休みだ!!ということが身体全体で感じられる暑さの中、終業式を挙行しました。
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止と、熱中症対策で、式は10分間。
生徒たちは冷房の効いた教室で式に参加します。
校長室からわたしが全校生徒に向けてリモートで式辞を伝える形式でした。
上の写真のように校長室で○○教諭に機材のセッティングを整えてもらい、準備万端。
わたしも、昨日の「校長室より」で「人生の先輩として、教師として、校長として、生徒たちにわたしの想いが届くように話をします。」と書いたように、原稿を何度も推敲し、何回か声を出して練習して本番に臨みました。
話の最中に、準備していた小道具を落としてしまい、教室の生徒や教職員に気付かれないようにジェスチャーで○○教諭に拾ってもらうハプニングもありましたが、練習で何回か引っかかっていた箇所もクリアし、何とか終了。
しかし!!
直後に職員室へ行くと、□□教諭から、「校長先生、いい話だったのに、最後が・・・」と、悲しい表情で声をかけられました。
「終了」と安堵したことがその原因でしょうか?
モニターの画面が切り替わったので、リモートが切断されたと思い込んだわたしの笑い声が全教室に流れてしまったそうです。
ああ・・・、詰めが甘いのです。
人のふり見て我がふり直せ。
出中生諸君には、最後の最後まで気を抜かないようにしてほしいと思います。
安堵が原因というより、日頃のわたしの生活がこういう場面に出た気もします。
日常でも自覚をもって冷静な言動に努めなければと改めて思いました。
反省。
その後、出中生からは何も言われていません。
忖度されているのかもしれないです。
この失敗を、今後に必ず活かします。
生徒、教職員に謝ります。
ごめんなさい。