第84号 ご厚意 そして縁
- 公開日
- 2021/07/16
- 更新日
- 2021/07/16
校長室より
水曜日から今日まで、本校において東京2020オリンピック聖火リレートーチを展示していました。
本来ならば本校横の砺波体育センターからスタートし、本校のまわりをぐるっと回ってつながれていく予定だった砺波市内での東京2020オリンピック聖火リレー。
その走者に選出され、本校の横を走る予定だった○○様が、その様子を沿道で見るはずだった出中生のために、トーチの展示を実現させてくださいました。
桜ゴールドに輝く聖火リレートーチ。
写真や動画で見るものと、実際に見るものではその印象が違います。
○○様、誠にありがとうございました。
多くの生徒たちが感激して観ていました。
このトーチは、日本のかたち、桜紋をモチーフとして吉岡徳仁氏によってデザインされました。
その伝統的な形は、新幹線の製造にも使われている製造技術(アルミ押出成形)を用いてつくられています。
継ぎ目のない、ひとつなぎのトーチです。
日本の伝統と、現代の高い技術力がひとつになることで生み出された形です。
素材の一部には、東日本大震災の復興仮設住宅のアルミ建築廃材が再利用されています(※再利用アルミの含有率は約30%)。
人々の生活を見守ってきた仮設住宅が、平和のシンボルとしてオリンピックトーチに姿を変え、一歩ずつ復興に向けて進む被災地の姿を世界に伝えるという想いが込められています。
また、聖火のかたちもデザインされています。
花びらから生み出された5つの炎は、トーチの中央でひとつとなり、より大きな輝きで「希望の道」を照らします。
トーチは、重さや握りの形状にも配慮しています。年齢や性別を問わず、誰にとっても扱いやすいトーチです。
興味のある方は、olympics.comで詳細をご確認ください。
トーチの仕様
全長、710mm。本体重量1.2kg(本体約1kg+燃料部200g)。色は桜ゴールド。
参考:olympics.com
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/torch/about/brand-design-torch
今回、わざわざ本校まで届けてくださった○○様。
中学生の頃からある競技を続けておられ、多くのことを学んだというお話を伺いました。
高校、大学と共に頑張った方が、わたしが教師なりたての頃に出会っていた方でした。
また、○○様が中学生の時の部活動顧問が、わたしもよく知る方でした。
そして、○○様は本校職員の先輩です。
人の縁とは誠に不思議です。
おまけ:生徒の声
(※校長室にいて聞こえてきた声です。聞こえたのであり、聴いていたわけではありません・・・。)
・思ったより小さい
・きれい!
・これ、持って走るの?
・火が付いたまま走るの?
・おお、すげっ!!
・なんか、きれいな色や
・これ、世界にひとつのやつ?
・これと同じものを何百本もよく作れますね
・これが出中の横を通んやったんや
・ああ、こういうやつか・・・
・持って熱くないんかなぁ
・すごいなぁ
・大きいなぁ
・ガスカートリッジつけてほしい
・実際つけたら校長室燃えるな
・めっちゃきれい きれいじゃね?!
・1.2kgもあるんや それ持って走るん?
・将来やるしかないな
・知り合いに持たせてもらったことあるよ
・なんかすごくない
・めっちゃきれいなんやけど・・・
等々その他多数