第52号 それぞれの姿
- 公開日
- 2021/06/07
- 更新日
- 2021/06/07
校長室より
朝、吹奏楽部の○○さんとたまたま校長室前で会ったとき、「おはようございます」のあいさつの後にさりげなく、「昨日は観に来てくださって、ありがとうございます」と、お礼の言葉をもらいました。
「いやいや、こちらこそ楽しかったです。」と、返事しました。
何とも、さわやかな朝。
今日のある新聞の運勢は、「喜怒哀楽、いろいろある日。これが人生と。」でした。
さて、何が起こるのやらとわくわく、どきどきの月曜朝です。
すると朝の会の前に、陸上競技部とバドミントン部が受賞報告に来てくれました。
みんなよくがんばりました。
やや疲れた表情の中にも、充実感というか、達成感というか、満足感というか、よい表情をしています。
満足いかない内容だった選手もいるようですがすべては未来に活かせます。
また補助員として大会運営を支えた部員たちも立派でした。
外に目を向けると、正面玄関前ではいつもより早く登校して、花苗を植えてくれている環境委員会の生徒たち。
環境美化のためにがんばってくれています。
ありがとう。
大会で好成績を収めて、賞状をいただいたり、賞賛を受けたりするときもありますし、特に何かがいただけるわけではないけれど、何だか充実感や、達成感や、満足感を得られることも日常にはたくさんあります。
さて、それはどういうことなのでしょう。
何か、共通することがあるのではないでしょうか。
お昼休みの時間には、吹奏楽部の部長○○さんと、副部長○○さんが校長室にやってきました。
なんと、昨日の地区吹奏楽祭へわたしがお邪魔したことへのお礼でした。
「わざわざきていただきありがとうございました」
わたしこそ楽しませてもらったので、「ありがとうございます」なのでした。
「わざわざ、お礼を言いに来てもらうなんて」と、うれしいびっくりでした。
何だか、背中がくすぐったくなりました。
放課後、生徒たちが帰った後の学校内では、教師が研修に励んでいます。
全体での研修の後、各教科毎に分かれての研修です。
内容はあえてお伝えしませんが、本気の生徒と共によりよい学校教育を進めるためには、教職員も本気でなければなりません。
今日は何だか慌ただしく、あっという間の1日です。
まだ、やり残したことが山のように・・・。
さて、わたしも生徒や本校の教職員に負けないように、本気で根気よく元気に励みます。
まだ今日は終わっていませんが、今のところ「喜怒哀楽」のうち、喜・哀・楽はありましたな。
この後、怒があるのでしょうか。
あまり朝のようにわくわくしません。
気をつけます。