第40号 出中生の本気
- 公開日
- 2021/05/26
- 更新日
- 2021/05/26
校長室より
今日、生徒総会がありました。
例年は体育館で全校が集まって実施していますが、新型コロナウイルス感染症対策として会議室での開催です。
総会ですから全校生徒が参加する必要があります。
生徒会執行部や委員長、代議員以外は各教室で、リモートでの参加となりました。
総会が始まるあいさつの後、生徒会長の話がありました。
「(略)今日の生徒総会は一度に全校が同じ場所に集まれなくても、全員が今年度の自らの目標を見いだしたり、生徒会活動について共通理解したりする、出中生が心を通わすための貴重な場です。(略)」
「画面を通して参加しているみなさん。学級討議ではたくさんの意見をありがとうございました。自分たちの生徒会活動のことに一人一人の意見が反映されていく様子を見守ってください。思ったことがあればふり返り用紙に記入してください。」
「コロナ渦で今日の生徒総会を開催できることは決して当たり前のことではありません。多くの人が関わってきたことを忘れず、感謝して限りある時間を有効に活用していきましょう。」
「そして、みんなでよりよい出中をつくっていきましょう」
とても分かりやすくメッセージ性のある話で、感心しました。
この後、リモート参加の各教室を見ました。
画面を通しての指示で資料を確認したり、議案について考えたり、本気の出中生の姿がありました。
生徒会長の本気の語り。
生徒会長の話を本気で聴く会議室のリーダーたち。
そして、各教室で画面を通しながら話を本気で聴く出中生。
出町中学校生徒会の歴史と伝統の一端を見た思いです。
残念ながら出張に出なくてはならず、ここで学校を後にしました。
生徒総会の様子を最後まで観たかった・・・。
生徒会長が言ってくれたように、今日の生徒総会は多くの人の支えによって開催されています。
これは生徒総会に限らず、多くのことがそうです。
特にコロナ渦の今はなおさらです。
そして、こういうときだからこそ気付くことがあります。
それは、いろいろなことの「ありがたさ」です。
本気で物事に取り組んで人が、このことに気付きやすいのではないでしょうか。
本気・根気・元気です。