第22号 大型連休
- 公開日
- 2021/05/01
- 更新日
- 2021/05/02
校長室より
4月29日の昭和の日から始まった今年の大型連休。
期間中は太陽の姿をあまり観られない空が続くようです。
今朝も早くから部活動で登校した生徒が、それぞれの心身のアップをしている姿が見られます。また、学校外で活動している部活動もあります。
新型コロナウイルス感染症対策をとりながら、それぞれの目標に向かって生徒も教職員も取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症の影響で、ステイホームが呼びかけられています。一方、感染症対策をとって外の空気を吸うことはストレス発散のために大切です。バランスをとりながら、みなさんがこの大型連休を現状の中で満喫できればと思います。
これを機会に読書に没頭する連休も素敵だと思います。
ちょうど、4月23日から5月12日まで、子どもの読書週間です。
子どもと言わず、大人も一緒に読書して過ごす時間もよいかもしれません。
また、祝日の意味をかみしめるのも、ひとつの過ごし方です。
既に過ぎ去った昭和の日は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日と「国民の祝日に関する法律」において説明されています。
もとは第124代・昭和天皇の誕生日であり、1949年から1988年までは天皇誕生日、1989年から2006年まではみどりの日でした。そして、2007年から現行の「昭和の日」となっています。
他の祝日はどうでしょう?
5月3日は、憲法記念日。「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」日です。「期する」のです。
5月4日は、みどりの日。「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日です。上にも書きましたが、1989年から2006年までは、昭和天皇の誕生日である4月29日がその日でした。
そして、5月5日は、こどもの日。「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」日です。多くの人が気付いていませんが、こどもの日は「母に感謝する日」であるのです。今年の5月第2日曜日の5月9日は、母の日。そして、誕生日も、自分の誕生を祝う日以上に、「生んでくれてありがとう」と、母に感謝する日でもあると思いますから、少なくとも年間3回は、母親に直接「ありがとう」と言えたら素敵ですね。毎日、「ありがとう」と言えている方もおられると思いますから、その方には当たり前のことですね。
みなさんにとって、よりよい連休でありますように。