別れと出会い! 2/24 333号
- 公開日
- 2023/02/24
- 更新日
- 2023/02/27
校長室
本日、太田認定こども園の年長児を対象に半日入学を開催しました。来校したら、先ず5年生の新通学班長と顔合わせを行いました。次に、2年生担任と教頭先生の簡単な授業を行いました。その後、5年生の誘導により校舎内探検を行いました。どの子供たちからも小学校入学の期待で元気いっぱいの表情でした。
こんな光景を見ていると「いよいよ別れと出会いの春が来たな」という実感が深まってきます。満6歳まで手塩にかけて育てて来られたご家族のことを思うと、そのご苦労に頭が下がります。子育てをされながら大変だったこと、失敗されたこと、子供から勇気をもらわれたこと等感慨深い思い出がたくさんあったことと思います。
我が家の2人の息子の保育所時代は、リビングで4本の川の字で寝ていたころが懐かしいです。両親は、両端に子供たちを挟んで寝ていました。当時は、子供を先に寝かしつけ、その後持ち帰りの仕事を夫婦で行っていました。深夜になると目が疲れてしょぼしょぼになるのですが、息子たちの寝顔に励まされ「よし頑張るぞ」と勇気付けられたのを覚えています。
最近近所では、「〇〇さんが〇〇大学合格されたんだけど、お母さんちょっと寂しそう」等の噂が耳に入ってくるようになりました。どの年代においても学校が変わるということは、別れと出会いが伴い子供たちは自立に向かっていきます。親としては、子離れをし、見守っていきたいものですね。
別れと言えば、昨日中学、高校の同級生で南砺市の学校医を務める石黒先生の通夜にお参りしてきました。心優しい女医さんで、学校の内科検診では、女子学生から人気だったと伺っています。しかし、学会の研究にも熱心なため多忙過ぎて医師でありながら自分の検診を怠ったため、発覚した時には既に末期癌だったそうです。ご冥福をお祈りします。人間の寿命は、与えられたものでいつどうなるか分からないので1日1日を大切に生きたいと唇を噛みしみました。