学校日記

チョイソコとなみに民間停留所! 2/22 332号

公開日
2023/02/22
更新日
2023/02/22

校長室

 砺波市はAI(人工知能)で効率的に配車する予約制乗合タクシー「チョイソコとなみ」が市内全域を運行されるのに伴い、「〇〇商店前」など事業所で停まる停留所を募集することを発表しました。2023年度は試行的に無料で行い、2024年度から協賛金を募り、運行維持費用を賄うことを目指すとのこと。
 
 これまでは郵便局、市役所や病院、診療所の公共性の高い施設前に停車していましたが、スーパーや商店、飲食店には停留所はありませんでした。市が一部費用を負担して片道500円の運行料金を維持しています。民間の停留所を増やして、利便性を高めるのが狙いのようです。

 2017年に前身の「愛のりくん」が般若中学校区と雄神地区で運行を始め、2020年に東山見地区、2022年に庄西、庄川の両中学校区に範囲が広がりました。そして、2023年10月に出町中学校区で運行が始まり、市内全域に運行エリアが拡大される予定です。

 私事ですが、80代半ばの父が毎日車を運転し、買い物に出かけたり母の病院通いに付き添ったりしています。母は、5年程前に起こした交通事故を契機に運転免許証を返納しました。そんなこともあり、日中のドライバーは父のみです。最近父が私に「新車買いたいから手配をして欲しい。」と言ってくるのです。耳も遠くなっているし、安全の認知能力もかなり劣ってきているし大丈夫かなという強い思いと車が無かったら生活できないしなという思いが交錯し、半信半疑です。

 砺波地区内(私は南砺市在住)のデマンド交通が富山市街のライトレールのように高齢者の足としてしっかり根付くことを願わずにはいられません。