どうぶつの赤ちゃん! 2/7 321号
- 公開日
- 2023/02/07
- 更新日
- 2023/02/07
校長室
1年生の国語の授業にお邪魔しました。表題は、今日の国語の時間に取り扱った教科書の題です。共通、相違、事柄の順序など情報と情報との関係について理解し、文章の中の重要な語や文を考えて選び出すことを狙った読み物資料です。ライオンとしまうまの生まれた時の様子を比較し、ライオンは無力な赤ちゃんが生まれるのに対してしまうまは、生まれて30分も経たないうちに自分で立ち上がり、そして、次の日には走れるようになるくらいしっかりした丈夫な赤ちゃんが生まれることを理解する題材です。
児童は幼いからこそ「赤ちゃん」が好きな傾向があります。その興味を生かし、身の回りの赤ちゃんや生き物の赤ちゃんについての情報を交流することで、生き物によって違いがあり、学びへの意欲に繋がるよう工夫することが求められます。
今日の授業の大半は、しまうまの生まれた時の様子の読み取りで進んでいきました。しかし、終末になるとスマートフォンと電子黒板が繋がれたものが登場しました。なんと、担任の先生がユーチューブから取り出した「しまうまの赤ちゃんが母体から生まれる様子」「しまうまの赤ちゃんが自力で立とうとする姿」の映像が流れたのです。子供たちの目の色が変わりました。電子黒板から臨場感溢れる出産シーンが現れると、子供たちは本当に嬉しそうで満足気な表情を見せていました。
今日の授業を通して、「授業で新たな知識を獲得した時の子供たちの満足感」と「授業でICTを導入することの効果の大きさ」を実感しました。明日も他学年の授業にお邪魔して「授業の素晴らしさ」を見出したいと思います。