学校日記

箸の持ち方名人!?10/19 第260号

公開日
2022/10/19
更新日
2022/10/19

校長室

 昨日、2年生を対象に砺波市給食センター栄養教諭の坪野先生を招聘して「箸の持ち方名人」と題して正しい箸の持ち方を学びました。
 はじめに、なぜ箸の持ち方が重要かです。1 箸を正しく扱うことで食事作法が美しく見える。2 間違った箸の使い方は食事を共にする方を不快にさせてしまう。3 自分が正しく箸を使うことが、自分の子供たちへ引き継がれる。の3つのようです。
次に、正しい持ち方をするには、次の4つのステップが重要となります。1 まずは鉛筆を持つ形をイメージして、親指と人差し指、中指で箸をやさしく持ちます。この持ち方が箸の上側になります。2 箸を持つときの下側は、親指の付け根と薬指の側面で支えます。3 1本箸の上側と下側の形をそのまま組み合わせます。4 下側の箸は固定し、動かさないように使います。上側の箸を上下させて食べ物を掴みます。
 子供たちが正しい箸の持ち方を練習している様子をじっくり観察してみました。なかなか要領を得ない様子でした。持ち方を理解したと思ったら、今度は動かせないようです。今までの悪い癖がなかなか抜けないようで苦戦していました。
 そんな私も恥ずかしい話ですが、子供時代鉛筆と箸の持ち方は滅茶苦茶でした。親や先生から教わった覚えもありません。教員採用試験の合格が分かった大学4年生の今頃の時期です。自分でいうのも何ですが、変な使命感があったというか、誰に指摘されたわけでもなく、「これでは、教壇に立てない。子供たちに見本を示せねば・・・」と思い、1箇月かけて直したのを記憶しています。正しい持ち方をするということは、今までと違う筋肉を使うことになります。1箇月間ずっと手の筋肉が痛かったです。使いやすさの面からも、1箇月間悪い癖がなかなか抜けなかったです。しかし、1箇月間根気強く続けた結果、正しい鉛筆と箸の持ち方をマスターすることが出来ました。
 坪野先生有難うございました。子供たちに機会がある毎に正しい箸の持ち方の重要性を指導していきたいと思います。

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