今年最強台風11号 西日本太平洋側で災害級大雨の恐れ 9月2日 第231号
- 公開日
- 2022/09/02
- 更新日
- 2022/09/02
校長室
今朝、我が家の花壇で先日植えた秋向日葵の苗が昨日の大雨で地面に倒されているのを見つけました。始業前、玄関でいつものように挨拶運動をしていますと、ちょうどその時間帯は、大雨に見舞われ多くの子供たちは家族の車の送迎で登校していました。いつものように徒歩で集団登校してきた子供たちは、「校長先生、ズックと靴下びちゃびちゃです。どうしましょう?」と声をかけてきました。「学校に入ったら靴下履き替えたら?」と返すと「履き替える靴下がないから困っているんじゃないですか・・・」「こんな大雨なのにどうして予備の靴下持ってこないの?」「だって、家を出たとき雨なんか降ってなかったんだもん。」「・・・」今朝の雨は、まさしくゲリラ豪雨という感じでした。
この雨は、今後どうなるのでしょう。日本気象協会では、台風第11号に伴う今後の大雨や災害の見通しについて解析を実施していました。9月3日(土)から9月6日(火)にかけての72時間雨量が宮崎県、鹿児島県、高知県、徳島県の多いところで1000mm前後に達する恐れがあるそうです。 予想される雨量となった場合、解析雨量が1kmメッシュ化された2006年5月以降に観測された雨量の最大値との比(過去最大比)では150%を超過し、河川の氾濫、土砂災害などの災害発生危険度が極めて高くなる恐れがあります。 過去最大比100%を超えると甚大な災害が発生し、150%を超えると犠牲者の発生数が急増するという研究結果があるそうです。
北陸地方は、どれだけ影響が出るか分かりませんが、早めに台風の備えを行い、天気が荒れる前に安全確保をお願いします。(靴下等の予備もお願いします!)台風接近時には、危険な場所(用水路等)には近づかず、不要不急の外出を控える等、厳重に警戒するよう学校でも指導しますが、ご家庭でもよろしくお願いします。