太田認定こども園訪問!? 7月12日 第222号
- 公開日
- 2022/07/12
- 更新日
- 2022/07/12
校長室
認定こども園訪問研修会に参加させていただきました。小中学校で言えば、学校訪問研修会に該当します。園内の研究主題を『「幼児教育と小学校教育の架け橋委員会」における議論等を踏まえ、幼児期の教育の質に関する認識の共有、家庭や地域との連携の在り方について』とされ、公開保育の中で「子供の姿」や「保育者の関わり」、「環境構成」の3つの視点から研究主題に迫ろうというものでした。
私は、3歳児と5歳児の保育を参観しました。特に5歳児の保育では、先月に行われた地域の祭りや花火大会、夜高行燈をもとに「ゆり組でも、みんなの祭りをしよう」という内容でした。友達と目的を共有し、思いや考えを伝え合いながら一緒に遊びを進めることをねらった保育でした。夜高行燈を作って曳き廻しをするグループ、かき氷やりんご飴のお店屋さんとお客を演じるグループ、ダンスを披露するグループ等が見られました。
参観する私は、感心することばかりでした。2人の保育者の目配りが行き届き、活動に無関心な子供がいなかったこと。お祭りの雰囲気の「動」と終末の全体での振り返りの「静」のメリハリがしっかりしていること、保育者も聞いている子供も「一人一人の子供の発表」が大切に扱われていること、コロナウイルス感染対策マスクの着用が徹底されていること、教室の天井付近に取り付けられている手作り提灯が祭りの臨場感を醸し出していること・・・等。
とても勉強になる認定こども園訪問でした。森園長さんをはじめ太田認定こども園の皆さん有難うございました。5歳児の子供たちが来年本校に、入学するのがとても楽しみになる一時でした。