学校日記

紫陽花の色の違い!? 6月22日 第208号

公開日
2022/06/22
更新日
2022/06/22

校長室

朝玄関先で花瓶にさしてある紫陽花を見て6年生の女の子が「校長先生 ここに赤い紫陽花と青い紫陽花飾ってあるけど、この違いは品種の違いですか?」と尋ねてきました。「いいことに気が付いたね。これはね、簡単に言うと土の酸性度の違いなんだ。酸性だと青い花、アルカリ性だと赤い花が咲くんだ。僕はリトマス紙と反対の反応だと覚えているんだ?」と返すと「リトマス紙?」と言ってきたので「リトマス紙は忘れて!」と返答しました。「でもこれ正確には、花ではないんだ。何か知ってる?」「・・・・・?」「じゃー今度までネットで調べてみて!そして、分かったら教えて」「はーい」と続けました。心の中では、また余計な「ひと事」教え癖を出してしまったなと反省しました。
 今まさしく梅雨期の紫陽花の季節です。我が家に紫陽花の木を2本植えてあります。紫陽花は肥料をやらなくも毎年楽しめるので、重宝しています。(母は嫌いな紫陽花のようですが・・・)手入れと言えば、大きくなり過ぎた枝葉を秋のうちに剪定しておくぐらいでしょうか。我が家の2本の木の生えている場所は5m位しか離れていないのですが、赤色と青色を毎年出してくれます。一昨日、我が家から持ってきたものを助手さんに児童玄関(写真上)と校長室(写真下)に生けてもらいました。
 環境を和ませてくれるだけでなく子供たちの学習教材にもなっている紫陽花(自然の神秘)に感謝の念を抱いたひと時でした。そしてこの女の子には、「理科好きになって!」と心の中でエールを送るのでした。