学校日記

ドクターヘリのお蔭!? 6月21日 第207号

公開日
2022/06/21
更新日
2022/06/21

校長室

昨日の夕方、本校グラウンドにドクターヘリが着陸しました。最初に消防ポンプ車が到着し、数名の署員が水まきをされました。グラウンドの砂の舞い上がりを防止するためです。次にドクターヘリが着陸して、救急車の到着の後患者さんをドクターヘリに載せるのかなと見ていたのですが、そのまま砺波総合病院に救急車が向かわれました。署員さんに事情を尋ねると、ドクターヘリに乗っておられた医師が救急車に移動され、砺波総合病院だったら救急車の方が速いと判断されたそうです。6月7日の第198号に紹介した数年前の2月に高圧電流に感電した作業員さんをドクターヘリで厚生連高岡病院に搬送された件に裏話があります。
     ドクターヘリが出発する際、署員さんが当時教頭だった私に「教頭先生ヘリに乗られますか?」と尋ねられました。「私が急いでいっても仕方ありませんし、帰りが困るので車で行きます」と答えたのです。(当時、山岳遭難救助ヘリが墜落したニュースが入った直後で、私自身多少ビビっていたのも・・・)しかし、厚生連高岡病院に先に到着したのは私だったのです。事情を聴いてみると、患者をすぐに処置できる病院は、厚生連高岡病院だったのですが、そこにはヘリポートがありません。そこで高岡市民病院までドクターヘリで搬送し、そこから救急車で厚生連高岡病院に向かったのが理由です。
     昨日、着陸許可の通報を受け富山市から10分程で到着したドクターヘリや救急車、消防ポンプ車の活躍を見ていますと「救命救急に当たりこれだけ大勢の方が尽力されているのなら、高齢化社会を迎える今後(高齢者だけではないですが・・・)、安心して生活できることに感謝して過ごしたいな」と思いました。

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