善徳寺拠点に被災地支援! 3/4 535号
- 公開日
- 2024/03/04
- 更新日
- 2024/03/04
校長室
名古屋市の名城大ボランティア協議会の学生たちが、2月から南砺市の城端別院善徳寺に宿泊し、能登半島地震で被害を受けた氷見市の復旧活動に取り組んでおられます。同寺は比較的安く宿泊でき、庫裏で炊飯できる上、東海北陸道とのアクセスも良いことから、長期活動の拠点に選んだようです。3月は2日〜15日に滞在。昨日は学生ら5人が液状化で道路に溢れた土砂の除去作業等に汗を流されました。
名城大と氷見市は、包括連携協定を結んでおり、同協議会は地震の発生を受け、現地での支援活動を実施することにされました。この協議会設立に関しては、南砺市城端地域出身の樋口義博名城大学務センター課長(45)の縁で、学生は昨年5月に善徳寺で宿泊し、城端曳山祭りを手伝われたほか、同8月には南砺市の豪雨災害現場を視察、10月のイベントにも参加してこられました。
樋口課長さんは、名城大準硬式野球部の監督も務めておられ、チームを率いて毎年全国大会上位進出の活躍もしておられます。昨年の春に私の方に連絡があり、南砺ベースボールクラブ(南砺市中学軟式野球チーム)を立ち上げたのなら、大学選手を連れて指導のお手伝いに来ましょうか。という申し込みがありました。大変有難い話だったので、夏休み中の2回、中学生の指導に招聘しました。
南砺市と名城大は5日に連携協定を結ぶ予定だそうです。将来予測困難な時代を生き抜かなければならない大学生が、積極的にボランティア活動に参加することはとても意義深いことだと思います。心からエールを送る次第です。