南岸低気圧による降雪! 2/6 518号
- 公開日
- 2024/02/06
- 更新日
- 2024/02/06
校長室
今朝は、砺波市内の道路や学校の敷地内は除雪車が走らず、子供たちと久しぶりに除雪に汗を流しました。4〜6年生の子供たちは、スコップやスノーダンプ、雪ハネを用いて除雪を頑張りました。さすが雪国の子供たちです。除雪用具は使い慣れているようで、見る見るうちに雪が取り除かれていきました。今回の降雪は「南岸低気圧」によるものなので、日本海側は大したことないだろうと油断していましたが、まとまった降雪となりました。「西高東低型」とどのように異なるか、ネットで調べてみました。
南岸低気圧は西日本や東日本の太平洋側に大雪をもたらす低気圧です。日本海側で降る雪のメカニズムとはまったく異なっています。雪に慣れていない人も多い太平洋側の平野部にも雪を降らせることから、大規模な大雪災害になるケースもあります。南岸低気圧とは、日本列島の南を発達しながら東〜北東に進んでいく低気圧のことです。ちなみに低気圧が日本海を通る場合は「日本海低気圧」と呼ばれ、暖かい南風が吹いて春一番をもたらします。南岸低気圧も日本海低気圧も仕組みは同じですが、通る場所によって気象状況が大きく異なることから名前が異なっています。
また、この時期に日本海側に大雪を降らせるのは「西高東低の気圧配置」です。西高東低の気圧配置では、中国大陸からやってくる冷たい季節風が暖かい日本海の海上を吹き渡る際に雪雲を作ります。そのまま雪雲が日本海側に流れ込んで大雪を降らせます。この時期に災害をもたらすのは、南岸低気圧・日本海低気圧・西高東低の気圧配置の3つです。
それぞれの違いについて確認しましょう。
今のところ、「南岸低気圧」通過後は、「西高東低の気圧配置」にならなくてほっとしているところです。