雪遊び 1/16 503号
- 公開日
- 2024/01/16
- 更新日
- 2024/01/16
校長室
グラウンドに雪が積もりました。2年生の男の子が私に「校長先生、庄南っ子タイムに雪合戦しよう?」と声をかけて来ました。「校長先生、みんなのお爺ちゃんくらいの年だから出来るかな?」と返すと「僕のお爺ちゃん雪合戦一緒にやってくれるし、校長先生野球やっていたんでしょう。大丈夫。大丈夫。」と結局、2年生数名と雪合戦をして遊ぶことになりました。子供たちは、私に向かって雪玉を投げてきます。嬉しくて大はしゃぎです。
私は、ふと雪遊びの魅力について考えてみました。私の子供時代根雪があり、冬季は毎日のように雪遊びをしていました。どんな雪遊びがあるでしょうか。雪だるま作り・かまくら作り・雪合戦・そり遊び等があります。私の子供時代夢中になったのは、「そり遊び」と「すんずら」です。「そり遊び」は、納屋や倉の軒下には高さ3メートル位の雪山が出来ていて、その山を滑りました。自分でジャンプ台を作ったりスラロームコースを作ったり工夫しました。
「すんずら」とは、気温の変化で積雪の表面が硬くなり、その上を沈むことなく歩ける状態を言います。この言葉は、一応富山弁のようですが、南砺地方でよく使われてきました。すんずらの朝は、登校する時に道路ではなく田んぼの上を最短距離で歩くことができます。放射冷却が顕著だった朝は、すんずらの上で自転車を乗ることも出来ました。
スキーを本格的に始めたのは、大学入学直後でした。「私をスキーに連れてって!」の映画(年配の方は懐かしいのでは?)が大流行し、スキーツアーが娯楽となりました。職場の同僚仲間の中でも団体スキーツアーが計画されました。仲間と滑っているうちに「自分ももっと上手く滑られるようになりたい」と思うようになり、スキー場通いをするようになりました。「たいらスキー場」や「イオックスアローザスキー場」等がオープンしたのもこの頃だったように思います。
私にとって、雪は「自然の玩具」のように考えています。読者の皆さんもお子さんやお孫さんと一緒に雪遊びをしていただき、雪の楽しさを満喫していただけたらと思います。