城端スマートIC来月16日開通! 11/7 467号
- 公開日
- 2023/11/07
- 更新日
- 2023/11/07
校長室
中日本高速道路と南砺市が整備を進めてきた東海北陸自動車道「城端スマートインターチェンジ」が12月16日午後2時に開通することが発表されました。同市にとっては、2箇所目のスマートインターチェンジでETCを搭載した車両専用となります。一帯には桜ケ池クアガーデンやアニメ制作会社ピーエーワークス、桜ケ池クライミングセンター等が集積し、地域活性化が期待されています。
私は、先日の3連休に野球の大会指導者の宿泊先を手配するのに、桜ケ池クアガーデンに電話連絡をしました。驚いたことに、ほぼ満室で宿泊費も前年と比べ50パーセント程値上がりしていました。桜ケ池や五箇山、庄川峡、利賀村等が観光地として人気が高いことを知りました。経済効果という面で、南砺市民の私としては大変嬉しいことです。南砺市の観光地の良さを全国にアピールしてもらいたいものです。
私が心配しているのは、「交通事故増加」と「交通量の増加」です。200km近い東海北陸自動車道のうち約半分が暫定2車線(対面通行)です。しかも、富山県と飛騨側(美濃は4車線)です。対面通行での交通事故は、死亡事故に繋がるリスクが極端に高いです。また、紅葉シーズンには、庄川峡や五箇山周辺の国道にバイクで訪れる観光客が増え、死亡事故が多い季節となります。安全運転に心がけてもらいたいものです。
もう一つの心配は、我が家の前の県道の交通量の増加です。中京方面から金沢方面へ向かうトラックは、小矢部砺波ジャンクションを通る高速道路を金沢まで利用せずに、福光ICで降りて下道を利用されます。高速道路は、遠回りになりますし小矢部IC-森本IC間は渋滞が頻発するからです。したがって多くのトラックは、福光ICを降りて我が家の前の県道(福光—才川七線)を通り国道304号線を走られます。城端スマートICが開通したら、交通量がさらに増えるのではないかという心配です。この県道を大型トラックが通過すると、小学生の登下校班の子供たちが風圧を受けている光景を目の当たりにしています。
城端スマートIC開通が東海北陸自動車道の早期の全線4車線化への弾みにもしてもらいたいものです。(約11kmある飛騨第2トンネル工事は難工事になることは報道されていますが・・・。)利便性の向上と安全対策の両輪で、行政は対応をお願いしたいものです。(写真は北日本新聞)