富山の熱い夏 開幕〜43校40チーム明日から熱戦! 7/7 416号
- 公開日
- 2023/07/07
- 更新日
- 2023/07/07
校長室
第105回全国高校野球選手権富山大会の開会式が、昨日富山市民球場で行われました。43校40チームの球児が8月8日から始まる甲子園大会への切符を懸けた戦いに闘志を燃やしていたようです。
県野球協議会委員長の伊東与二氏は新聞社を訪れ、この大会の展望を次のように語っておられます。
ずばり勝てるチームはいい投手がいるチームです。故障なく夏まで順調に来たかどうか調整の仕方も大事です。優勝候補の最有力は富山商業です。エースの上田海翔君は最速141km/hでコントロールがいい。変化球の使い方が上手いです。昨年夏は体を痛めたようで大事な時に投げられませんでしたが、この春は上田君が投げて優勝しました。守備も盤石です。不安要素を挙げるなら、8年間夏の甲子園へ行っていないので「勝つ味」を知らないことです。
続くのはエースの辻颯太君がおり、破壊力抜群の打線の富山第一。その次に最速145km/hのエース土肥洋介君のいる高岡第一。そして、21世紀枠で選抜大会に出場したエース青野拓海君がいる氷見。春はエース青野君が腰を痛め富山商業にやられましたが、がむしゃらな雰囲気を出してくれることに期待。また、夏にがむしゃらにやってくるのが高岡商業。チームの中に勝つノウハウがあります。最速140km/hで1年生の時に靭帯損傷のため手術したエース横江壱吹君。優勝候補は、この5つに絞られるのでは。と。
私の住む福光から富山市民球場や県営富山球場より近い金沢県立球場へもよく足を運びます。今年は、星稜高校と日本航空高校が大会を牽引すると予測しているのですが、一つ気がかりなことがあります。それは、北信越5県の代表校が最近では、甲子園の初戦で大敗していることです。例えば、秋北信越優勝校の北陸高校が春の選抜大会で初戦敗退しました。ここ2年間の富山県代表の夏の甲子園大会では、昨年が高岡商業3-13敦賀気比、一昨年が高岡商業4-17松商学園と大敗しています。近隣の県でも同様の傾向が見られます。全国に通用する投手力、守備力をつけて甲子園で勝利してくれることを願うばかりです。