見事な4世代同居? 7/4 413号
- 公開日
- 2023/07/04
- 更新日
- 2023/07/04
校長室
昨晩、居住地近くにある土地家屋調査士事務所に行って来ました。アパート暮らしをする新婚の長男の住まいを、敷地内に新築するための宅地登記を依頼するためです。「土地家屋調査士」ってあまり耳慣れないですよね。私も初めて事務所に行ってみました。父所有の土地と敷地に今まで暮らしていたため、登記に関わる事務は全て父が行っていました。そもそも、「土地家屋調査士」とは、
1.不動産の表示に関する登記につき必要な土地又は家屋に関する調査及び測量をすること。
不動産の表示に関する登記につき必要な土地又は家屋に関する調査及び測量を行う専門家として、不動産の物理的状況を正確に登記記録に反映させるために、必要な調査及び測量を行います。具体的には、不動産(土地又は建物)の物理的な状況を正確に把握するためにする調査、測量の事を言い、例えば、土地の分筆登記であれば、登記所に備え付けられた地図や地積測量図等の資料、現地の状況や隣接所有者の立会い等を得て公法上の筆界を確認し、その成果に基づき測量をすることになります。
2.不動産の表示に関する登記の申請手続について代理すること。
不動産の表示に関する登記は、所有者にその申請義務が課せられています。しかし、その手続きはとても複雑で一般の方には理解しづらいです。 そこで、土地家屋調査士は、依頼人の求めに応じて不動産の表示に関する登記の申請手続を代理します。不動産の物理的な状況を登記簿に反映するために、調査・測量の結果を踏まえ、建物を新築した場合における建物の表示の登記、土地の分筆の登記等の登記申請手続等を行う人です。
用事を済ませて帰ろうとする時、事務所が立地する敷地内を見渡しました。倉の跡地を事務所に、納屋の跡地に孫夫婦とその子供の住まいに改築を、本宅には、土地家屋調査士さん夫婦と長男夫婦がお住まいしておられました。カーポートには、大人6人分の6台の車が並んでいました。週1回、4世代家族8人が揃って食事を取っておられるそうです。「冬カーポートの車は、雪が差し込んだり窓ガラスが凍ったりと大変じゃないですか?」と尋ねると、「窓ガラスが凍るのも3日程だし、雪が差し込んでも発車には差し支えませんよ。」とのことでした。
我が家の場合、本宅を壊して長男夫婦の住まいを建て替えたいと考えている父と納屋を壊して長男夫婦の住まいを建て替えたいと考えている長男との折り合いは、まだついていません。昨日、理想とする大家族の住まいのモデルを見せていただいたのをもとにアドバイスしていきたいと思います。家は、一生に一度の買い物なので慎重に合意形成を図っていきたいと思います。