ちょっとした工夫から no.791
- 公開日
- 2024/07/02
- 更新日
- 2024/07/02
校長室より
4限終了後、給食の準備のために牛乳を運ぶ○○さんと廊下で出会いました
○○さんがが旧生徒数分の牛乳パックが入った牛乳コンテナを運ぶその姿が、自分がいつもイメージする姿と違っていたので(※上の図:あまりうまくないので伝わらないかもしれません)、ちょっぴり驚き、声をかけてしまいました
「そのもち方の方が、楽なのですか?」(※コンテナに入っている牛乳がすべて正面のわたしに見えるもち方)
「はい」と答えて、自分がイメージする状態に持ち直したので「いやいや、安全に運べるなら、自分が運びやすいもち方でよいのですよ」と伝えました
「はい、こちらの方が楽です」と、再び持ち方を変えて教室へ向かっていきました
ちょっとしたことなのですが、人間は様々な場面で「よりよさ」や「より楽」を求めて「工夫」すると思います
動物すべてかもしれません
工夫のよさをAI(ChatGPT)に問うてみます
すると、一瞬でいくつもの「工夫」エピソードを作文し、教えてくれました
エピソード1: おもちゃの修理と改造
アンはお気に入りのおもちゃの車が壊れてしまいました。タイヤが取れてしまい、走らないのです。
そこで、お父さんと一緒にタイヤを直そうとしましたが、アンは「もっとカッコよく改造したい」と言い出しました。彼らは古いおもちゃのパーツを使って、新しいタイヤやライトをつけました。
修理しただけでなく、改造したことでおもちゃの車は以前よりも素敵になり、アンはもっと楽しく遊べるようになりました。
教訓: 創意工夫によって、壊れたものが新しい魅力を持つものに生まれ変わり、さらに楽しさが増すことがある。
エピソード2: 学校のプロジェクト
学校で「自分の好きな動物について発表する」というプロジェクトが出されました。みんなはポスターを作っていましたが、ジョンはもっと目立ちたいと思っていました。
そこでジョンはお母さんと一緒に、動物の模型を作って、動物の生息地を再現したミニチュアのジオラマを作ることにしました。
ジョンの発表は大好評で、先生もクラスメートも驚きました。みんながジョンの工夫を褒め、彼の発表はとても印象に残るものとなりました。
教訓: 創意工夫をすることで、他の人と違った方法で自分を表現し、注目を集めることができる。
エピソード3:自作の科学プロジェクト
理科の授業で、自由なテーマでレポートを作成する課題が出されました。みんなが教科書の実験を選んでいましたが、ケンはもっとユニークなことを考えました。
ケンは、家にある材料を使って、自分でソーラークッカーを作ることにしました。太陽光を利用して卵を調理するというアイデアです。
ケンのプロジェクトは大成功し、クラスメートや先生から大きな賞賛を受けました。ケンは、単に教科書通りの実験をするだけでなく、自分のアイデアを形にすることの楽しさと達成感を味わいました。
教訓: 創意工夫によって、既存のものにとらわれずに新しいものを生み出し、大きな成果を上げることができる。
エピソード4: 部活動での新しい練習方法
サッカー部の練習が毎日同じメニューで、部員たちは少し飽きていました。試合の成績も思うように上がらず、みんなが悩んでいました。
部長のアヤは、他の部員と一緒にインターネットで新しい練習方法を調べ、新しい練習メニューを考案しました。例えば、ミニゲーム形式での練習や、特定のシナリオを設定しての実践練習などです。
新しい練習方法を取り入れることで、部員たちは新鮮な気持ちで練習に取り組むようになり、試合でも戦術の幅が広がって成績が向上しました。
教訓: 創意工夫によって、単調な練習が楽しく効果的になり、チーム全体の成績向上につながる。
エピソード5:家庭科の創作料理
家庭科の授業で自由に料理を作る課題が出されました。多くの生徒はレシピ通りの料理を作っていましたが、マサトはオリジナルのレシピを考えました。
マサトは、家にある余った食材を使って「余り物フライパンパスタ」を作ることにしました。独自のソースやトッピングを工夫して、他にはない一品を完成させました。
マサトの料理は先生からも高評価を受け、クラスメートからも「すごく美味しい!」と称賛されました。マサトは、自分で考えたアイデアが評価される喜びを感じました。
教訓: 創意工夫によって、ありきたりなものを特別なものに変えることができ、周りの人に喜ばれること。
エピソード6: 地域のボランティア活動
地域の清掃活動に参加していたカナは、ただゴミを拾うだけでなく、もっと楽しくて効果的な方法を考えました。
カナは、地域の子どもたちを巻き込んで「エコ探検ゲーム」を企画しました。ゴミを拾いながら、リサイクルや環境保護について学べるクイズを出したり、拾ったゴミを分類してポイントを競うゲームにしました。
活動は大成功で、子どもたちも大人たちも楽しみながら参加することができました。ゴミの量も大幅に減り、地域がきれいになりました。
教訓: 創意工夫によって、単調な作業が楽しくなり、多くの人を巻き込むことができる。
エピソード7: 学校新聞の編集
学校新聞の編集部に所属していたリナは、新しい記事のアイデアに悩んでいました。普通の記事ではなく、もっと読者が興味を持つものを考えたかったのです。
リナは、学校の先生や生徒にインタビューし、その人たちの特技や趣味を紹介する「人間ドキュメンタリー」特集を企画しました。これにより、普段知らない一面を知ることができ、学校生活がより楽しく感じられるようになりました。
新しい特集記事は大好評で、新聞の読者が増えました。リナは、自分のアイデアが学校全体に良い影響を与えたことを実感しました。
教訓: 創意工夫によって、既存の枠を超えた新しい視点や価値を提供することができる。
エピソード8: クラブ活動のプロジェクト
エミは放送部に所属していて、文化祭での特別番組を企画することになりました。例年通りの内容ではなく、もっとインパクトのある番組を作りたいと考えました。
エミは、学校の歴史をテーマにしたドキュメンタリーを制作することにしました。卒業生や元教職員にインタビューし、過去の写真や映像を集めて編集しました。
エミのドキュメンタリーは文化祭で大きな反響を呼び、視聴者から高い評価を受けました。学校の歴史を知ることで、みんなが学校に対する愛着を深めました。
教訓: 創意工夫によって、単なるイベントが特別な経験となり、みんなの記憶に残るものになる。
一瞬で文章を作成するその能力に驚くと共に、何となくパターン化されている気もします
また、このAIの開発も、人の創意工夫が生み出したものですね
最後に、「同じ質問をした場合、同じエピソードが回答されますか?」と問うてみました
AI(ChatGPT)は、「同じ質問をされた場合、同じエピソードが回答されることもありますが、異なるエピソードを提供することも可能です。」と答えました
何とも、すごいと感心するのでした
明るい未来のために活用されるのであれば大歓迎ですが、悪意をもって使われることがあればそれは不幸なことです