いつもと違う5日間 no.790
- 公開日
- 2024/07/01
- 更新日
- 2024/07/01
校長室より
朝から第2学年のフロアはがらんとしています
いつもは元気な声が聞こえるのですが・・・
今日から、砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」がはじまり、登校することなくそれぞれの活動場所へ通う5日間がスタートしたための光景です
平成11年度に始まり、今年で26年目を迎えるこの事業
事業所・保護者・地域の皆様のお陰様で、14歳の中学2年生にとって、何物にも代え難い貴重で素晴らしい経験ができる、よい機会となっています
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、砺波市では令和2、3年度の本事業を中止としています
令和4年度からは、事業所・保護者・地域の皆様のご理解ご協力のもと、2日間での実施にするなどの工夫を凝らしつつ、3年ぶりに実施しました
そして、昨年度は5日間の実施となりました
今年度は、1月1日の能登半島地震の影響なども心配でしたが、昨年同様の形で活動できることとなりました
昨年度の実施後アンケートの自由記述欄から3点紹介します
【生徒の声】
「任せられた仕事が終わっても次から次へと仕事が来て、正直大変でした。でもこのことで父や母や働いている人たちは凄いと改めて感じました。」
【保護者の声】
「働いている人の視点で物事を見て、今までと違う見方ができたと思います。学校とは違う学びとして、社会の人が関わってくださることはよいことだと思いました。」
【事業者の声】
「日を追うごとに積極性が感じられ、最終日にはたくましさを感じました。引き続きこのような機会は必要だと思います。地域社会と共に自社があることを再認識できた社員教育の機会でもありました。」
本事業の意味を改めて強く感じる言葉です
今年度からは実施期日が7月第1週に変更となり、熱中症対策など新たな課題もありますが、多くの方々のご理解・ご協力やご支援で、出町中学校の2年生が、例年以上に貴重な経験の機会となることを願っています
最初の1日
出中生は、どうだろうか・・・???