元気が出るニュース no.899
- 公開日
- 2024/12/17
- 更新日
- 2024/12/18
校長室より
12月14日、15日と2日間にわたり、「第10回DAIHATSU日本障がい者バドミントン選手権大会」が静岡市中央体育館で開かれています
初出場の選手からパリ2024パラリンピック金メダリストまで、約100人がエントリーし、各クラスに分かれての大会です
出中生が出場したわけではありませんが、そのクラスの中の女子SL3シングルスに、過日、1年生の生き方講演会で来校された河合紫乃さん(夢を追う no.889)が出場されています
このクラスには、パリ2024大会日本代表で本大会4連覇中の伊藤則子選手、元日本代表の山田麻美選手、10月のジャパン国際で初の表彰台に上がった武田佳乃選手、そして河合紫乃さんの4人がエントリーし、総当たり戦が行われています
そこで河合さんは3戦全勝で、見事 優勝!!!!!
先日の講演会で1年生に語っていただいたことですが、実業団の選手時代に受けた両股関節手術の後遺症で左下肢に麻痺が残り、車いすフェンシングの選手として活躍された後、壊死した左脚の大腿切断の手術を経て、義足をつけてパラバドミントンに取り組み始められています
今回の大会でのバドミントンの試合は9年ぶりとのことです
ここまでの河合さんの歩みはわたしの想像を絶するものだったと思います
それにも拘らず、笑顔で今を本気で過ごしておられる河合さんとお会いし、ものすごく大きな何かをいただいた気がしていました。
そして、今回はその時話されていた全国大会での優勝
まさしく、有言実行
一度お会いしただけのわたしが祝福のメッセージを送ることをためらっていたのですが、迷いに迷った挙句、昨日ようやく「えいや!」とクリックしてしまいました
すぐにそのメッセージへの感謝のメッセージをいただき、これまた河合さんのすばらしさを感じました
※メッセージと共に、写真もいただき、河合さんから了承をいただいたので文末に掲載します
メッセージでも送ったのですが、河合さんが目指されている、2028年のロスパラリンピックでの金メダル獲得にむけて、出中みんなで応援し続けたいと思います
誠に、おめでとうございました
「一歩」の大切さを強く感じます
やはり、本気・根気・元気、そして 勇気 なのです
そのことを、河合さんがその生き方で教えてくださっています