日常の出町中学校 no.879
- 公開日
- 2024/11/13
- 更新日
- 2024/11/13
校長室より
放課後、3階から図書室に多くの出中生が勉強している様子が見えます
教育相談でその順番を待ちながら、学習を進めたり本を読んだりしているようです
工夫して時間を使っていますな、出中生
各教室ではどの学年も教育相談で担任と1対1で面談をしています
わたしは中学生の頃、このような時間(※担任と1対1で話をする時間)が正直苦手でした
当時は今ほど丁寧に面談をした記憶がありませんが、アンケート調査があってそこに何か書いた人は面談をしていた記憶があります
わたしはそのアンケートに「特にありません」といつも書くのですが、「そんなことないだろ」と強制的に面談を入れられたことがありました
「ない」と書いているのに根掘り葉掘りと話しかけられるほどストレスフルなことはありません
基本的には一人にしておいてほしかったのでした
その経験は、自分が教師となったときに少しは生かせていたのかな、とふと思います
「いやいや、あなたもそうだったでしょ」と、かつて担当していた元中学生に言われたら「ごめんなさい」です
人間は自分の都合がよいように記憶が変質することもあるようですから
記憶は昔から怪しく、苦手なわたしなのです
苦手といえば、電話も苦手です
相手が見えない会話は、得意ではないのです
おそらくこのことを信じてくれる人も少ないでしょうが、本人が言うのでそうなのです
仕事の電話はそのことを相手に感じさせていないと思っているのですがどうでしょう?
そんな電話なのですが、今日はわたしにとってうれしい電話がりました
昨日参加させていただいた新湊南部中学校の校長先生からの電話です
わたしが昨日の理科の授業について書いた記事を読まれたようで、昨日の来校のお礼と、理科の授業についてのコメントについてのお礼の電話でした
関係者に読まれるとは1mmも考えないで書いていましたから驚きました
でも、喜んでいただけてうれしかったです
そしてうれしいと言えば、先程こんなことがありました
校長室前の校長掲示板の前で○○教頭と□□さん、◇◇さんが何やら話をしています
「どうしたのですか?」と、尋ねてみると、□□さん、◇◇さんが掲示板から落ちた画鋲を発見し、元に戻そうとしたものの、どのように刺さっていたか分からず困っていたということです
何ともありがたく、うれしいことです
さりげなくそのようなふるまいができる出中生の存在がわたしを元気にしてくれます
また、その2人の言動に気づき声をかけた○○教頭にも感謝です
そんな環境で仕事ができる幸せを改めて感じる瞬間でした
出町中学校はわたしにとって、毎日いくつかのうれしいことを感じられる場所なのです
感謝