学びは続く no.767
- 公開日
- 2024/05/28
- 更新日
- 2024/05/28
校長室より
本日は午後から砺波地区中学校教育課程研究大会
教師の研修です
教師の学びとも言えます
よりよい教育を目指し、研鑽を積む日です
教師にとって授業は教育の要であり、よりよい授業を我々教師は教師生活が終わるまで追及し続けます
教師に限らず、人間は死ぬまで学び続けます
日本型の授業研修は実際の授業をもとにその指導法等を協議するスタイルをとっており、これが一定水準の授業力を維持するために効果的と感じます
本校では保健体育の授業研究が行われ、2年生が陸上競技のハードル走の学習に取り組みました
課題は「自己の課題に合ったポイントを意識して、滑らかにハードルを走り越そう」です
前の時間に見つけた自分の課題を克服するために踏み切り位置、抜き足、上体の前傾を意識し、練習します
動画撮影により、自分の目で自分のフォームを確認しながら課題解決に迫る姿は、本気でした
課題の「滑らかに」という部分が重要です
その部分を出中生は意識していました
この研究授業
授業者にとってはとても緊張する1時限です
そんな教師の思いを知ってか知らずか、生徒たちはいつも以上、いや、いつも通りに、本気・根気・元気で学習に取り組んでいました
事後の協議会では保健体育科を担当する教師たちが今日の授業について分析し、よりよい指導法を模索します
決して本日の授業者を責めるわけではなく、参加者全員にとって今日の授業を自分事として捉え、よりよい授業づくりのために貴重な時間となっています
日本人は議論や討論が苦手いう話を耳にします
どうも改善点を指摘されると批判されるように感じ、嫌な思いになるとか、こんなことを言うと、相手に失礼に感じるとか。
ですから議論や討論で意見を激しくかわした者同士はどうもその後が不自然になると。
それに対して海外では喧々諤々の議論や討論をし、それが終われば肩を組んで仲良く飲みに行くと。
この違いは若い頃から激論を交えるということがないからでしょうか?
とにもかくにも、本日の本校○○教諭の提案授業が、砺波地区の保健体育科の指導力向上に役立ったとすれば何よりです
そして一番は、本日研修会で授業を公開した○○教諭の経験が、○○教諭自身の教師生活に有意義な研修会であったことを願っています
参加者のみなさんありがとうございました
指導助言をいただいた西部教育事務所 主任指導主事 様、ありがとうございました