ランキング no.710
- 公開日
- 2024/03/04
- 更新日
- 2024/03/04
校長室より
上の写真1段目は、お昼休みの時間、図書室前の掲示物に注目する○○さんと△△さんです
その掲示物は、
1 2021.4から2024.2までの約3年間で、3年生がよく借りた人気本の紹介(2段目左写真)
2 2023.4から2024.2までの約1年間によく本を借りた3年生ランキング(2段目右写真)
の2点です
掲示物に名前があった□□さんが1位を狙っていたらしいという情報を、掲示物に注目していた○○さんに教えてもらいました
個人的に、応援したくなる話題です
なんでもかんでも、ものごとにランキングをつけるとか、子供に競争させることはよくないと、かつて日本某所の小学校の運動会プログラムから、徒競走が消えたという話題を見た記憶があります
みんなで手を繋いでゴールしたとかしないとか・・・
今年はパリ・オリンピック・パラリンピックが開催予定であり、金メダルの獲得を目標に世界中のアスリートが日々鍛錬しています
スポーツ界だけでなく、プロスポーツの世界では優勝を目指して、日々鍛錬しています
どの世界にも勝負の世界があり、芸能のオーデションも同じ類だと思います
また、別の視点から言えば、人それぞれに個性があって、自分の得意なことで誰かと勝負することは、その個性を活かすことです
義務教育の中で、様々な教科の学習に取り組むことは、自分の中の可能性を引き出したり、自分自身で気づいたりするためだとわたしは考えています
だから、日常生活に役立たない数学や国語の古典は必要ないという考えを、今のわたしはもちません
大体、学習を損得で考えることはどうかとも思っています
読書が好きでその結果多くの書籍を読んだ
それがこんな数になった
「それほどの数を読んだ自分は凄いな」と、それぞれが思えればよいのでは?
「自分もすごいと思ったけれど、それ以上に読んでいる人もいるのか」と、感じることも大切では?
決してこれは勝負云々ではありません
誰かと比較するというより、自分の成長や実績を確認するための数字です
そして、世界は広いということも
3年生貸出冊数ランキング(2021.4〜2024.2)の第1位の記録は911冊
これは学校図書室の本だけでです
単純計算で年間300冊以上
本屋で書籍を購入したり、市の図書館等から借りたりしていればこれ以上の数となります
誠に凄い数字だとわたしは思います
「わたしも負けずにインプットしないとな」と思わされる掲示でした
インプットしないことには、アウトプットするものがありません