中庭

学校日記 school diary

輝き続ける no.699

公開日
2024/02/15
更新日
2024/02/15

校長室より

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一昨日の夜、夜空に星々がはっきり見えました
昨日の夜は、帰宅する頃には雲が広がっていて星は観えず、少し残念

昼の空も、夜の空も、わたしはなぜか惹かれます
原っぱに寝転んで空を見上げていると、途中から地球に乗って空を見ているのか、地球を背負って空を見ているのか分からない不思議な感覚になります

一昨日の星空には、帰宅する頃には南の空にオリオン座がありました
理科の授業で学習しますが、オリオン座は冬の星座です
冬の真夜中(午前0時頃)に真南に観えるものが、早い時間で南の空に観えているわけで、季節の移ろいを感じます

しばらく玄関先でカバンを持ったまま、突っ立って星々をボーっと眺めました

We are all of us stars,
and we deserve to twinkle.
わたしたちはみんな星であり、
光り輝くに値する

世界的有名人のマリリン・モンローが発したとされる言葉を思い出します

当時はまだ男性優位だったアメリカ社会で、一世を風靡した彼女の言葉には力があります
わたし自身が歳を重ねて、波乱に満ちた彼女の人生を知れば知るほど、この言葉がいろいろに感じられます

単純に、一人一人には輝くものがあるというだけではなく、それぞれの星の明るさに関係なく、他の星と共に大きな星座を描く夜空の星のように、人間もそれぞれの輝きを大切にすることで、周りと共に何かを為したり、誰かのために何かができていたりするのではとわたしは考えます

出中生も、みんな星のような存在だと思っています
マリリン・モンローが言うように、光り輝くに値するのです

空に太陽が昇っている間や、空が雲で覆われているとき、地上から星は見えにくくなりますが、その先では、空の星々は命ある限り輝き続けています