中庭

学校日記 school diary

キャリア教育 no.648

公開日
2023/11/28
更新日
2023/11/28

校長室より

本日、第2回キャリア教育推進会議を実施しました
校長、教頭、教務、生徒指導主事、進路指導主事、各学年主任、各学年教務が参加し、本校のキャリア教育が生徒にとってよりよい教育活動となるように協議や情報交換をする場です

キャリア教育は教育用語です
キャリア教育は、「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」です
(※中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」(平成23年1月31(日))
重要なことは自らの力で生き方を選択していくことができるよう必要な能力や態度を身に付けることにあり、キャリア教育は子ども・若者一人一人のキャリア発達を支援し、それぞれにふさわしいキャリアを形成していくために必要な能力や態度を育てることを目指すものと言えます
そして、自分が自分として生きるために、「学び続けたい」「働き続けたい」と強く願い、それを実現させていく姿がキャリア教育の目指す子ども・若者の姿です(文部科学省 中学校キャリア教育の手引き(2011年3月)より)

中学校におけるキャリア教育の重要性と具体的なポイントには次のようなものがあります
○自己理解と目標設定
キャリア教育は生徒たちが自分自身を理解し、自分の興味や価値観を見つける手助けとなります
これにより、将来の職業選択や進路設定に関する意思決定がより具体的になります
○職業の多様性の理解
まだ実際の職業等に関する知識が不足している中学生に、様々な職業やキャリアパスについて広く知識を提供し、多様な選択肢を理解できるようにします
○スキルの開発
コミュニケーションスキル、問題解決能力、協力する力等のあらゆる職業で必要とされるスキルを、中学生の段階から育てます
○進路選択のサポート
中学卒業後は進学や職業訓練、就職など様々な進路があります
これらの選択肢についてよく理解し、自分に合った進路を選択できるようにサポートします
○現実の職場体験
職場での経験や職業訪問などを通じて、生徒たちは理論だけでなく実践的な知識も身に付けます
これにより、将来の職場での期待や環境に対する理解が深まります
等々

自己理解力、情報処理力、コミュニケーション力、問題解決力、自己マネジメント力、多様性への理解・・・、未来へ生きる出中生が、自分の力で進んで行けるように、学校教育活動のすべての中にキャリア教育が意識されます
だからこそ、全教職員でねらいや情報を共有しつつ、3年間の学びの流れを意識することは重要なのです
日々、我々も勉強(研修)であり、これに終わりはありません

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