中庭

学校日記 school diary

やってみて分かる no.605

公開日
2023/09/25
更新日
2023/09/25

校長室より

今日から2年生は、砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」で、それぞれがそれぞれの場所で活動をしています
この5日間は、まさしく「挑戦」の日々となります
初めてみること、きくこと、やることの連続でしょう
特に1日目、2日目は緊張もあって、相当疲れるでしょう
そして、2、3日目あたりには、しんどくなることもあるでしょう
ただ、3,4日目にそれを乗り越え、5日目に達成感を味わうということが今までに多くありました
また、つらい時やしんどい時に、周りの支えが次の活動や今までの自分を脱皮して成長するきっかけになることも、多くみてきました
やはり、やってみないと分からないこと、感じられないことは多く、その機会を自分の未来のためにどう生かすかは、自分次第なのです


昨日、三重県津市でみせてもらった、合唱部の快挙達成もそうです

合唱部のおかげで初めて三重県文化会館大ホールで中部日本合唱コンクールを体感しました
出場団体は各県の代表として出場してますから、どの団体の演奏も素晴らしいものばかりでした
50人ほどの団体が響かせる合唱は、こちらの身も心もその声量で響かせられました
ミュージカルのように壮大な物語を感じさせられる団体もありました
その中で、本校の合唱部は見事に「Ave Maria」と「その木々は緑」を披露します
中学校の部では10数名という最小の人数による合唱でしたが、ホールいっぱいに広がるその歌声は、大きく、深く、響き、すべての観衆の心を大きく揺さぶったように思います

結果は、「金賞 代表」、「津市教育委員会教育長賞」
そして、中部合唱コンクール2日間を通じての最優秀団体に贈られる賞、「全日本合唱連盟理事長賞」
まさしく、快挙です!

顧問からはコンクール前夜のミーティングで、引率の教師から歌詞の意味についての話があったことを聞きました
演奏した「その木々は緑」の歌詞についてです

・歌詞に出てくる「その木々は緑」「その木々の緑」、その「は」「の」の違いの意味は何か
・「のびていく枝」「よろこびの色」を表すのは生命力であり、生きていることであり、その木々はあなたたち一人一人
・ステージに立つあなたたちがその木々であり、「夢によく似た光がひとみのふちをこらえてる」のも、「こころを叫びにかえて残らず差し出したいような」のも、まぎれもなくあなたたち一人一人
などなど・・・
※また聞きなので、正確でないことをお断りしておきます

合唱は、言葉を音楽にのせて観衆に届けます
観衆はそれぞれのフィルターを通して、その表現されたものを処理し、心に落としているように感じます
合唱部のみんなはそれぞれに歌詞の意味を自分なりに理解し、その想いを観衆のみなさんに届けようと、真心を込めて演奏したのです

高等学校部門、大学職場一般部門、そして中学校部門の中で、1団体にしか与えられない栄誉をいただいたことは、素直に素晴らしいことであり、出町中学校合唱部のすごさを改めて感じます
これは合唱部員や指導者だけでなく、部員に関わる家族のみなさん、先輩、仲間、地域のみなさん、関わっていただいた多くのみなさんのおかげだと思います
合唱部は今回のステージに立ち、また、他団体の素晴らしい演奏を直接聴くなどし、またステップアップできたのではなでしょうか
これも実際にやってみて分かることのひとつでしょう

中部を代表して出演する全国コンクールは、10/29に香川県高松市で開催されます
ここでの演奏も楽しみです

引き続き、応援よろしくお願い申し上げます

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