カラダが足りない no.596
- 公開日
- 2023/09/11
- 更新日
- 2023/09/11
校長室より
9月8日(金)は、小矢部陸上競技場で開催された砺波地区新人大会陸上競技に、陸上競技部が出場
9月10日(日)は、氷見市ふれあいスポーツセンターで開催された北陸マーチングコンテストに、吹奏楽部が出場
また、10日(日)は、愛知県稲沢市民会館で開催されたNHK学校音楽コンクール東海北陸ブロックコンクールに、合唱部が出場
出中生の本気・根気・元気な姿を、現場で直接応援したいわたしは、今回も可能な限り会場へ向かいます
地区新人大会陸上競技については、no.595で紹介した通りですが、10日(日)の吹奏楽部と合唱部は、登場がほぼ同時刻でした
まあ、それよりなにより会場が離れすぎており、物理的に両方の会場へ行くのは無理でした
カラダが足りません
そんなときのために、校長室にどこでもドアはあるのですが、小さすぎてわたしは通れません・・・
分裂して両方の会場でそれぞれの出中生の姿を感じたいのですが、それもかないません
今回は氷見へ向かいました
マーチングコンテストで出町中学校は出演順が1番目の登場でした
登場と同時に、観客席から大きな声援が飛びます
張り詰めた緊張感の中で、演奏がスタート
パフォーマンスがすべて終了したとき、不覚にもわたしは泣けました
演奏終了と同時に緊張が解けたのか、涙を流す吹奏楽部の○○さんの姿を見て、より一層わたしの涙腺は崩壊しました
もう声が出そうでした・・・
そして、この感動は何だろう?と考えました
そこにあったのはまさしく、本気・根気・元気な出中生の姿
ここまでいろいろ苦労したであろうと想像します
多くの試練を乗り越えてきたのだろうと想像します
そして、そんな出中生を直接支えられた家族や、応援いただいた地域の方々の存在を感じます
出中の演奏の後、すべての出場校のパフォーマンスを見ましたが、出中のときのような感情は湧きあがりませんでした
高等学校はその数や技術はすばらしく、それは単純にすごいと思うのですが、出中のときのように大きく心を動かされないのです
これを贔屓目というのかもしれませんが、それだけではなく、五感を通して感じられるすべてのものを超えた「何か」を感じたのだと思っています
これが、現場で味わうことのできる「よさ」だと思っています
合唱部のパフォーマンスは東海北陸ブロックコンクールの様子として放送されると思いますから、そのときは視聴します
また、9月24日(日)に三重県で開催される全日本合唱コンクール支部大会での合唱部のパフォーマンスを、会場で応援したいと思っています
出中生の姿にはいつもエネルギーをもらっています
それは特別な大会やコンクール・コンテストでの出中生の姿だけではありません
決して好成績を残した出中生の姿だけではありません
運動会などの大きな行事の姿だけでもありません
日常の授業をはじめとする学校生活の様々な場面で見られる姿にも、エネルギーをもらっています
ありがとう