掲示 no.594
- 公開日
- 2023/09/07
- 更新日
- 2023/09/07
校長室より
学校の中には掲示物(ディスプレイ)が多くあります
これらは教育環境において、さまざまな効果をもたらしています
○ コミュニケーションの促進
行事や企画のお知らせ等を知らせることで、情報を学校全体で共有することができます
このことで、出町中学校としての一体感が生まれます
○ 自己肯定感の向上等
掲示された出中生の学習成果物(生徒作品やノート等)は、自信を深めるだけでなく、学習意欲の刺激にもなります
○ 情報と刺激の提供
出中生に対して情報を提供し、視覚的な刺激も提供します
図や写真は、抽象的な概念や複雑な情報を視覚的に理解しやすくします
また、出中生同士がそれぞれの想いを知り、刺激を受けたり、集団力の向上につながったりします
○ モチベーションの向上
賞状や大会やコンクールの結果等、出中生の功績を称える掲示物は、出中生のモチベーションを向上させます
仲間のがんばりや想いを知ることで、今後も取り組みを続ける力となります
○ 学習の補完
諸活動で学んだ内容をふりかえったり、自身の想いを発信することで、その内容を強化・補完することができいます
○ ルールや規則の伝達
学校の規則や安全に関する情報を伝えることで、学校内での安全・安心を担保します
特に健康・安全に関する掲示は、学校のベースとなる安心・安全に対する意識高揚が期待されます
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ここに挙げた以外にもその効果や重要性はまだまだあるでしょう
ただし、出中生が学校生活の多くの時間を過ごす教室前面の掲示は、必要最低限として掲示物が視野に入ることで情報過多になることで気が散るなど、学習の障害にならないようにしています
「何を、どのように、どこに、掲示するのか」
何事においても、そのねらいを明確にし、ねらいを達成するために何をするのか?何ができるのか?を意識することは重要です
わたし自身、どの学年にも今掲示してある「運動会をふりかえって」の掲示を読みながら、多くの刺激を受けています