本を読もう no.566
- 公開日
- 2023/07/24
- 更新日
- 2023/07/25
校長室より
図書室に30の封筒が並んでいました
そして、そのうちの半分ほどが既になくなりました
学校司書のしかけです
テーマごとに、3冊の書籍が入っていますが、書名は分かりません
行先不明のミステリー・ツアーや、福袋に通じる面白さを感じます
本との出会いは誠に不思議なもので、本屋でその背表紙に引き込まれて出会ったものや、関心のある人が読んでいたということで出会ったものもあります
封を切るまでどんな出会いがあるか分からない、この「夏休みお楽しみパック」も出会いのひとつのカタチです
図書室に、個人的所有の書籍を出中生に読んでもらえればと置いていますが、実は校長室にも教職員用に「棚からひとつかみ」と書いた箱に、書籍を入れています
既に何冊か借りてくれた教職員がいて、出会いのお手伝いができたかなとうれしく思っています
基本的に、強制はしたくないのです
あくまでもきっかけづくりや環境づくりはしますが、選ぶ決定権はその人に任せたいのです
※「おすすめは?」と問われれば、「これあたりどうですか?」と紹介はします
自分の本棚を見られるのはなんだか恥ずかしく、学校に持ってくるものは選んでいます
なぜなら、読んでいる本を知られるということは、頭の中や心の中を見られているような気がするのです
新たな出会いを求めて、わたしも「夏休みお楽しみパック」を借りようかな
生徒が帰った後、残っていたら利用させていただきます
学校司書にお願いしておこう
よろしくお願いします
そして、素敵な仕掛けをありがとうございます