それも準備 no.471
- 公開日
- 2023/03/07
- 更新日
- 2023/03/07
校長室より
朝から中庭の雪つりを外す作業が始まっています
朝の会と1限の間にその様子を観ている2年生
個人的にはこういうことに気付いて興味をもって観るという行為が大事だと思うので、その様子を見てうれしくなります
スマホのカメラを向けるとなぜか彼らは窓際から離れましたが・・・(※わたしは決して教室へ入れとのメッセージを送ったつもりはないのですよ うれしかったのですよ)
昨日は啓蟄であり、雪つりを外す作業をしばし見ながら、誠に古の方々は生活体験から暦を的確にとらえていると感じました
そして、これは雪つりの役割が終わっての片付けですが、これからの準備でもあるなと思いました
いつ吊って、いつ外すか
1日の中でいつ作業するのがよいか
すべて経験です
教師も教育実践から多くの経験を積み、そこから自分なりの法則なり手段なりを見つけていくことがあります
ただ、そこで終わりではなく、実践と理論とが結びつくことで、より教育に厚みが出ると考えます
理論だけでは役に立たないことは理解しやすいですが、実践だけでも役に立たないことがあるのです
実践と理論
そのためには当然、実践があることと、理論を学ぶことが必要でしょう
決してノウハウの習得ということではなく、愛を基盤とした理論に裏付けされた実践による教育の体得
言うは易しで、このことにゴールはないと思っています
単に「生徒のために」をキーワードとする、教職員への「やりがい搾取」は厳禁ですが、生徒の成長を信じ、願い、そして指導・支援することはわたしたちの責務だと、わたしは思っています
明日から県立学校の一般選抜検査です
受検者を応援し続けます