3月 no.467
- 公開日
- 2023/03/01
- 更新日
- 2023/03/01
校長室より
富山地方気象台は昨日、昨年よりも13日遅れて、北陸地方で春一番が吹いたと発表しました
暦の二十四節気の上で、今は雨水(うすい)
雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水となります
そして、梅が咲き、鶯の声が聞かれ、農作業の準備が始まります
七十二候では、本日から雨水の末候「草木萠動(そうもく めばえ いずる)」です
※七十二候(しちじゅうにこう)とは、1年を72等分し、約5日ごとに移ろう細やかな季節の出来事を名前にした暦です
冬の間は枯れていた植物も花々も綺麗に咲かせ始めています
花屋さんの店頭に並ぶ花の種類も増えてきたように感じます
上写真のように、本校敷地内のプランターには顔を出した芽が大きくなり、中庭の木々も芽もその姿を変えています
校舎内では、「となみ花と笑顔のプロジェクト」でプレゼントしていただいたチューリップの花が、玄関や廊下、そして洗面所等に生けられています
春です
陽光がやさしく春を感じさせてくれます
山々が薄緑に色づいて見られる頃もそろそろです
新しい命が、土の中ばかりではなく、木々の枝やその幹からいっせいに芽生えはじめます
新しい季節への希望を期待させる力強さを、物言わずも静かに確実に伸びるその姿が感じさせてくれます
県立学校の入試が迫る3年生も、しばし息抜きに春の空気を感じてみてはどうでしょう
※花粉症の場合は無理しないように
草木萠動(そうもく めばえ いずる)
数年前まで秋や冬が好きだったのですが、最近はなぜか春が好きになってきています
人の心は変わるものです