中庭

学校日記 school diary

いく・にげる、そして・・・no.465

公開日
2023/02/27
更新日
2023/02/27

校長室より

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1月は、往ぬる
2月は、逃げる
3月は、去る

この言葉を最初に言った人は誰でしょう?
全くうまく表現されたものだと感心します
ふと気づくと、2月は明日で終わり
今年度はあと1か月です

2月の最終週、そして3月の第一週が始まる今週の朝、何人かの教職員が理美容店へ行ったことに気付きました
卒業証書授与式や修了式のある節目の時期であることを一層強く感じます

本日は朝から青空が広がり、本校3階の窓から遠くに見える雪に覆われた立山連峰が、ややかすんで見えます
何とも春のような景色です
まさしく、霞始靆(かすみはじめてたなびく)

教室では3年生は、学年及び3年間の学習のまとめとして、様々な設問に取り組んでいます
1、2年生は返却された期末考査の答案の解説を聴きながら学習のまとめをしている学級があります

そんな出中生を見習い、わたしも脱皮しようと、新たに取り組むことを決めました
個人的なことなので詳細は書きませんが、今年度(3/31)で所属していたある学会を脱退します
その代わりではないですが、今朝、とある研究所の所員申し込みをしました
営利団体ではなく、あくまでも自主研究団体なので今の職を続けながらですが、自分の中では結構悩んだ選択です

果たして自分の能力で研究などできるだろうか?
今の状態で研究などできるのだろうか?
できたとしても、その研究は誰かのためになるのだろうか?

数か月悩んでいましたが、締切が今月末であり、出中生へのメッセージや学校だよりの巻頭言で「脱皮しない蛇は滅びる」と書いていましたから、思い切りました

申込が受理され、所員として認められるのかは今後の審議次第ですからどうなるか分かりません※なんだか受験生の気持ちに近いものもあります
えいやっ!と、申込書や計画書を今朝送信したら、わたしの中のモヤモヤが今朝の空のようにすっきりと晴れました
勝手ですが出中生の日頃のがんばりや成長を近くで見せてもらっているから背中を押されたようにも感じています

「終わりは、始まり」「始まりは、終わり」
ちょうどその二つが入り混じっている3学期です

1月(いちげつ)往(い)ぬる
2月(にげつ)逃(に)げる
3月(さんげつ)去(さ)る

下の写真は立山山頂にある、JR9VQライブカメラ(2/27 11:40)の画像です
晴れています