縁・つながり no.458
- 公開日
- 2023/02/15
- 更新日
- 2023/02/15
校長室より
第2学年で、ヒロシマ平和ガイドクラブB.P.B代表 座間味 氏と安田女子大学4年生2名をお迎えし、平和学習「広島と原爆」を実施しました
講師の方々には今年度の第3学年修学旅行の事前学習、及び平和記念公園での現地学習でもお世話になっています
縁とは誠に不思議なものです
どこでどのようにヒトとヒトとがつながっているのかは分からないものだと、今までの経験がそう思わせます
座間味氏とは、わたしが別の中学校で3学年主任をしているときに修学旅行で訪れた平和記念公園で初めてお会いしました
修学旅行を担当いただいた旅行会社の方の紹介でお会いした後、どこでどうなったのか記憶が定かではありませんが、そのバイタリティに惹かれたというか、その魅力にやられてしまったというか、富山と広島と離れてはいますが、不思議とつながりができました
そして、また別の学校の教頭時代、修学旅行でお世話になったり、他校の事前学習で来県されたときにお会いしたりして、ますます生徒たちへの指導をお願いしたいという想いが強くなったのでした
出町中学校に赴任して2年間
その想いが実現し、今日に至っています
今年度の修学旅行の際には、広島市立祇園東中学校との交流をお手伝いいただいたり、広島平和記念資料館館長様と引き合わせてくださったりと、出中生にとってよりよい学習になるように御協力いただきました
今日の学習の最後で、お礼の言葉として代表の○○さんが述べてくれましたが、「平和」とは、決して自分たちと遠いところの話ではなく、身近にある友達との関係や日常生活の中にもあり、自分にとっても深く関係していることです
決して「平和」の反対が「戦争」なのではないのです
ただし、「平和」の反対の部類の中に「戦争」はあり、日本国民としては広島・長崎で起こった事実を知っておくことは大切だとわたしは考えます
今日の学習を通して多くの生徒たちは「平和」は身近なことでもあり、「自分事」であると感じていたようでした
遠く広島から来校いただいた講師の方々、お世話いただいた方々に感謝申し上げます
来年度の修学旅行において、現地で出中生が直接学習するその時が一層楽しみになりました