興味津々 no.403
- 公開日
- 2022/11/22
- 更新日
- 2022/11/22
校長室より
図書室前の掲示物にくぎ付けになっている二人の出中生を発見!
興味津々のその様子を見られて、わたしはうれしいです
出中生の興味・関心を刺激する掲示をしてくれている、教職員(※今回の掲示は英語科)にも感謝です
学習のスタートとして、興味・関心に火をつけられれば、課題の探求を生徒たちは主体的に行います
やる気に満ちる状態です
そしてその学習の中でも、探求の過程に山や谷があれば、そのやる気は持続されます
授業においても、その山や谷をどの程度の高さや深さにするのかは指導者の力量です
高すぎ、深すぎでは、やる気が失せます
低すぎ、浅すぎでも、やる気が失せます
40人弱の一斉授業では、生徒一人一人の興味・関心具合や能力等が異なりますから、単純に山や谷の深さの設定だけでなく、そこを乗り越えるための集団や個人へのはたらきかけも指導者の力量です
複数の生徒に指導者の代わりをさせることもその一つの方法です
小集団をつくってチームで取り組ませることもその一つの方法です
その方法をさせることがねらいではなく、あくまでも生徒たちの課題探求を実現させ、達成感を味わわせることがねらいであり、その中で生徒たちは成長します
そして、別の課題に意欲的に向かえます
言うは易し、行うは難し
日々、教師は自己研鑽なのです
最近わたしが興味を持った話題・・・
去る11月19日にフランスで4年に一度の国際会議が開催され、あることが決まりました
その会議の名は「国際度量衡総会(こくさいどりょうこうそうかい)」です
メートル条約に基づき、世界で共通して通用する単位系を維持するために、加盟国が参加して開催されています
今回は、大きい数や小さい数を示す際に単位の頭に付ける言葉(接頭語)に、「クエタ」「ロナ」「ロント」「クエクト」の4つが追加されました
※長さの基準が「m(メートル)で、その1000倍が「km(キロメートル)」であり、「k(キロ)」が接頭語
クエタは、10の30乗
※1000000000000000000000000000000
ロナは、10の27乗
※1000000000000000000000000000
ロントは、10のマイナス27乗
※0.000000000000000000000000001
クエクトは、10のマイナス30乗
※0.000000000000000000000000000001
日常生活ではピンときませんが、科学技術の発展に伴って大量のデータをやり取りするデジタル分野等で、このような接頭語があると便利なのです
※天文の分野でも便利かな
ああ、この話題で興味・関心が湧く人は限られているか・・・