中庭

学校日記 school diary

専門家から学ぶ no.852

公開日
2024/10/03
更新日
2024/10/03

校長室より

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3年生の総合的な学習の時間の授業で、各学級がそれぞれに設定した課題に取り組んでいます


昨日は、ある学級が砺波市役所の企画総務部の方をお招きし、イベントの企画・運営について考えました

この学級は出中生で砺波市を元気にするイベントができないかと学習を進めています


今日は、別の学級のグループが健康について追求しようと、砺波市福祉市民健康センターの方をお招きしています

砺波市が実施している健康に向けた取組について学ぶことで砺波市の魅力を再発見し、魅力を生かした地域活性化の方法を思案しようとしています

そのひとつとしてこのグループは「となベジプロジェクト」を知り、自分たちができることを実践しようとしています

※「となベジプロジェクト(「砺波+ベジタブル(野菜)」で「となベジ」)」は、「野菜を食べよう!野菜から食べよう!」を推進する取組みです


またまた別の学級は、市外の地域活性化の取組を知ることで、砺波のよさを再発見し、魅力を生かした地域活性化の方法を探ろうと、氷見市役所スポーツ振興課の方や氷見市スポーツ推進委員のみなさんをお招きし、「氷見市の取組から学ぶ、スポーツを通じた地域活性化」を学習しています

今日は、「ハンぎょボール」体験も行い、学びを深めました

体育館の中は出中生の笑顔がいっぱいでした



その道の専門の方のお話はとても勉強になります

専門外では考えもしない視点があったり、経験があったり、学びは多いのです


「小学校は子供の為の学校

 中学校は大人になる為の学校」

これは、わたしが教頭時代に、当時の校長が話されて印象に残っている言葉です

2年生での砺波市「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」や様々な行事、全学年で取り組む総合的な学習の時間等は、いわゆる国語科、社会科、数学科、理科、音楽科、美術家、保健体育科、技術・家庭科、英語科の学習や、「特別の教科 道徳」等とは違った学びがそこにはあります

それはまさしく、「大人になる為」の学びだとわたしは思っています

(※授業時間だけでなく、学校という空間にいる時間すべてが学びの時間とも思っています)


いつも、それぞれに学んだことを出中生がどのように発信するのかがとても楽しみにしています

それは、わたしにとって出中生の成長が実感できる素敵な時間なのです


蛇足ですが、9月26日の北日本新聞朝刊の17面に、小矢部市立津沢中学校の記事が掲載されていました

小矢部市津沢、水島両地区のイベント「異世代交流ふれあい広場」が25日に津沢中学校であり、1年生40人が地元住民と「ゆるスポーツ」などを通して交流した記事です

両地区の社会福祉協議会が毎年開いているイベントで、パラスポーツのボッチャを基にしたゆるスポーツで、砺波市出町中の生徒達が考案した「バンバンやっちゃ」で交流したと記事に書いていただいています

そうなのです、これは昨年の総合的な学習の時間に3年生のある学級で取り組み、発信したものなのです


地域で学ぶ

地域に学ぶ

そして、地域に発信し、多くの人を元気にする


出中生はがんばっています

そうそう、図書室で「となみ夜高まつり」の歴史について調査中の出中生も、がんばっていました