いただきもの no.832
- 公開日
- 2024/09/05
- 更新日
- 2024/09/05
校長室より
帰りの会が終わって部活動に向かう時間
「さようなら」「こんにちは」・・・元気に声をかけてくれる出中生
そして、玄関に向かう出中生や、玄関を出て活動場所へ向かう出中生を見ていると、この時間帯になると何とも表現できない心もちになっていた中学生の頃の記憶が、ふっと湧いてきました
部活動へ向かう心の重さなのか、学習が終わったという解放感なのか、・・・何だったのだろう?
毎日、出中生からはいろいろと刺激をもらっています
ありがたいことです
その前には校長室へ来訪者が
こんこんとノックの音
「はい、どうぞ!」と、答えるものの、誰も入ってこない
そしてまたコンコンとノックの音
先ほどよりボリュームを上げて「はーいっ!どうーぞっ!!」と答えます
すると、「どうぞだって、どうしよう」という声が聞こえます
「どうぞ入ってください!!!」と言うと、ようやく「失礼します」と二人の出中生が入ってきました
その手にはビニール袋が・・・
あ!!午後に畑へ作物の様子を見に行ったふたば学級の○○さんと□□さんです
「お!!収穫してきたのかぁ」と尋ねると、「どうぞ」とその袋を渡してくれました
赤いピーマンと、中にトマトも入っていました
「え?いただいてよいの??」
「はい。赤いピーマンは苦くないからおいしいですよ」と教えてくれました
収穫物だけでなく、刺激も一緒にいただきました
なんだか、純粋にうれしいのです
出中生の笑顔をはじめ、その言葉やその姿
そのすべてが刺激です
「自分はいったい何をしているのだろう」と、振り返らせてくれる刺激です
「本気・根気・元気 そして、勇気」と、出中生に向かって発信していますが、自分自身はどうなのだ!?
出中生に負けずにがんばらねば!と、思わせられるのです
出中生よありがとう
出中生だけでなく、出中生の成長を願い奮闘する教職員にも感謝です
そして、温かく見守り支援していただいている保護者や地域のみなさんにも感謝です
やはり、わたしは幸せなのです
ありがたし