閉庁明け no.818
- 公開日
- 2024/08/19
- 更新日
- 2024/08/19
校長室より
学校閉庁が終了し、本日から本校は活動しています
それに合わせてわたしも久しぶりに山積みの諸々に取り組んでいます
やはり計画的に進めないと、苦しいものです
学生時代をはじめ、何度もそう思っているにもかかわらず・・・
例年以上に暑い日が続いていますが、お盆を過ぎると朝夕と、何とはなく秋の気配を感じるから不思議です
夏と秋と
ゆきかふ空のかよひぢは
かたへすずしき
風や吹くらむ
凡河内窮恒(おおしこうち の みつね)
最初の勅撰和歌集である、古今和歌集の作品です
「過ぎ去ってゆく夏と、訪れてくる秋
互いがすれ違う空の路の
片方には涼しい風が吹いているのだろうか」
夏の終わりと共に、どこかから感じる秋の涼しさ
その涼しさは秋の到来を告げるものであり、去りゆく夏の寂しさも感じさせます
時代が変わってもヒトの想いには通じるものがあると感じ、また、大空に季節が通る路を観る彼の完成に惹かれます
ちょうど、学校は夏休みの終盤であり、それと重なって一層物悲しく感じるのかもしれません
出中生よ、
わたしは再会を楽しみにしていますぞ