学校日記

WBC日本の大逆転勝利から学んだこと  3/22 350号

公開日
2023/03/22
更新日
2023/03/24

校長室

 昨日は、WBC準決勝で日本チームの大逆転勝利で、日本中が歓喜に沸いていたことと思います。また、午前中はテレビに釘付けだった国民も多いことと思います。私もその1人です。試合の見方や分析は十人十色だと思われますが、私が再認識したことを3点述べさせていただきます。

 1点目は、先発の佐々木投手です。あれだけの剛速球を持っていながら変化球(フォークボール)の割合が多過ぎることです。変化球は抜けた(甘く入った)時、長打を食らいやすい球種です。1次リーグで先発したダルビッシュ投手も抜けた(甘く入った)スライダーで先制本塁打を被弾しました。私が現役時代は、肩口から入ってきたカーブが来たときは心の中で、「しめた!」と思いました。佐々木投手程のスピードならもっと剛速球を有効に使って欲しかったです。

 2点目は、吉田正尚選手の起死回生の同点スリーランです。相手投手のチェンジアップのボール球に体勢が崩されながらも右手1本で打った本塁打です。打球が落ちた場所に注目しました。ポールの根元2メートル以内位の箇所に落ちました。普通は、あの方向の打球は切れてファウルになります。それが吉田選手は、ライト線のいい当たりを切れないように押し込む技術を持っているということです。ホームベース上から打球起動を追いかけるカメラがあると分かりやすいです。

 3点目は、前半や中盤に点数が入らない膠着状態が、後半に点数が入ると試合が動き出すということです。その逆もあります。「すみ〇」という言葉があります。初回に〇点取って残りのイニング0が並ぶことを言います。

 長くなりそうなのでこの辺にしておきます。とにかく、日本チームおめでとうございました。ここまで来たら優勝を目指して、頑張ってください。