北陸新幹線開業8年 3/14 345号
- 公開日
- 2023/03/14
- 更新日
- 2023/03/14
校長室
北陸新幹線は本日、金沢開業から丸8年を迎えます。北陸新幹線が富山や石川にもたらした経済効果は、非常に大きなものがありました。休日に買い物のために、金沢へ出かけると兼六園周辺やひがし茶屋街周辺は、首都圏からの観光客でごったがえしています。また、富山アルペンルートを訪れる観光客や富山市駅周辺のホテル利用者が激増したと聞いています。
私の生活に当てはめてみますと、東京への出張が日帰りで可能になったこと。富山で夜の会合に出た後で東京に向かうことが出来ること等利便性が高まりました。北陸新幹線が開業する前は、越後湯沢まで特急「はくたか」で向かい、越後湯沢で上越新幹線に乗り換えて東京へ行っていました。富山から約4時間程の所要時間でした。
今から41年前に大学受験のために1人で東京に向かいました。その時は、特急「はくたか」で6時間近くかかったでしょうか。終点が上野駅で、そこには地方からの受験生や集団就職者で溢れていました。上野駅には、各地方の駅弁が売られ、駅構内は情緒に溢れていました。自分と同じ全国各地方から集まる若者の独特の雰囲気を感じました。特に就職予定者は、遠方から覚悟をもって来ているんだなという思いを肌で感じることが出来ました。
東京に対するイメージは、この北陸新幹線の金沢開業で大きく変わったと思います。これからは若者目線で、首都圏との関わりを考えていければと思います。